フルートとハープでアンサンブルしました
最近ハープ演奏で指を負傷してしまった、ジャスミンです。
急激に寒くなってきましたね。
もう街はクリスマスっぽくなっていて早すぎだろ・・と思いました。
さて、実はですね・・
先日フルート奏者の方とアンサンブルする機会を得ることができました・・!
今回はそのきっかけと、実際にアンサンブルをしてみた感想などをお伝えしたいと思います♫
♫目次♫
アンサンブルのきっかけ
9月初めのある日、私のブログ下部に記載しているGmailアドレスに1通のメールが入りました。
ハープに興味をお持ちのMさんという方からで、
ハープを習いたいな〜と思ってネット検索したところ私のブログがヒットし、私の通っている教室の体験レッスンに行ってみました!という内容でした。
すでにフルートを習っている方で、フルートの方はイベントやボランティアでの演奏もされているとのこと。
ジャスミンはメールいただいたことを嬉しく思いつつ、ハッとしました。
「フルート・・!最初習おうと思ってた楽器だ・・!」
実は一番最初(約4年前)に楽器を始めようと思ってフルートの体験に行こうとしたら偶然ハープに出会い、結果的にハープにしたんだった。
当時の気持ちを書いた記事
ハープを趣味にするには?教室、値段は?初心者にもできる? - ロングヘアなハープ奏者になる!
メールをくださったMさんはフルートをはじめにスタートして、ハープに興味を持ち始めたということでなんだか共通点を感じて、その後数日メールのやり取りをしていました。
なんとMさん、ハープの体験でアルパの音色を聞いたら虜になってしまい、初めはアイリッシュハープ希望だったのに即決でアルパに決めて、楽器も即購入したのだそう。
なんて行動力!!!笑
今度公園練習しましょうよ〜なんて言っていたら、楽器がくるのがまだちょっと先なのでまだ練習ができないんです・・とのことで、「もしよかったら私の家のアルパ触りにきませんか!?」とお誘いし、あれよあれよと、お会いすることになりました(笑)
フルートを吹いてみた!ハープとの違い
その翌週にMさんが私の自宅に遊びに来てくれて、アルパを触ったりアイリッシュハープを弾いたり、楽しいお茶会みたいな感じでわちゃわちゃしていました。
Mさんがフルートを持参して来てくれたので、ちょっとだけ吹かせていただきました。
すっごく難しくて、「フシュー、フシュー」としか音がしなくてフルートは音が出るようになるまで鍛錬が必要なことを知りました。
多分コツがあるのですが、とにかく、まず普通のドレミが出ない!!!
Mさんも良い音が出せるようになるまで1年くらいかかったとのこと。
え・・・私1年も耐えられねぇ・・wと思ってしまった。
フルートは音が出るようになるまで人によってはかなりの時間を要するということでジャスミンはハープを選んでよかった・・と思ったり(?)
ハープは弦の並びがすでに音階になっているので、指で弾けばすぐにその音が出るんです。
ギターとかヴァイオリンみたいに、ドの音はこことここを押さえたら出る・・とかもなくて、
ドだったらドの場所を押さえたらすぐに出ます。(ピアノと一緒ですね)
なので、音楽初心者の人も続けやすいと思います!
フルート&ハープのアンサンブル!
Mさんと話しているうちに、好きな音楽が似ていること、今後ハープで演奏活動をしていきたいことなど共通点が複数あり、
お互いの家も割と近いということで今度アンサンブルしてみよう!という話になりました。
そしてあれよあれよと日程が決まりました。
どこでアンサンブルしたかというと・・・
都内のカラオケチェーン店、ベストテンさん。
都内激安カラオケ店のトップ群に入るお店で、
店内で出前を頼める、飲食物持ち込みOK、楽器持ち込みOK、おしゃべりのためだけにカフェ的利用もOK、というなんでもありのカラオケ屋さんなのです。
Mさんは以前フルートの練習にここへ通っていたそうで、朝7時から仕事に行く時間まで毎日練習していたのだそうです。すごい。
朝7時台は、同じように楽器練習に励む方がたくさん個室を占領していたそうです。
私たちも、休日の朝9時という早い時間にベストテンさんへ。
広めのパーティルームを狙っていたのですが、なんと満室。
4〜5人が入れる部屋へ。
今回ジャスミンはアルパ、Mさんはフルートで、
ホールニューワールド(アラジン)をやってみよう!ということで
当日までは各自個人練習をして、当日合わせるという形にしました。
そのほかにも、千と千尋の神隠し「いつも何度でも」もやる予定だったのですが、
今回は2時間ほどの合わせで予定しており、ホールニューワールドを一通りやってみよう!と取り組んでいたらあっという間にお時間でした。汗
アンサンブルで試行錯誤!?
今回ジャスミンが担当したのは伴奏。Mさんはフルートで主旋律を。
今まで教室の発表会などで、大勢でアンサンブルすることには慣れていたけど、
今回はお互いに異なる楽器で、マンツーマンでのアンサンブル。
意識することが今までとは全く違いました。
まず、伴奏がしっかりしていないと主旋律は安心して演奏できません。
ジャスミンは伴奏経験はほとんど皆無なので、今までに習ったことがあるホールニューワールドのソロバージョンの左手部分を弾くことにしました。
前奏をアルパソロで弾いて、そのあとはずっと伴奏という形に。
Mさんはめっちゃしっかり仕上げてきていたので、超焦りました。
アンサンブルは相手あってのことなので、忙しくて練習できなかったとか、練習が不十分だったとかは基本的には許されないことだなと感じました。
そして、実際に合わせてみてから何十回もテイクを繰り返して、だんだんと納得できる形になって行くのを体感しました。
これがすごく楽しくて!!!!
最初の1回目はなんかイマイチでしたね〜なんて言いながら、じゃあ次はこうしてみよう、この部分はこうの方がいいんじゃないか?ここはちょっとアレンジ入れてみよう!と、どんどんお互いにアイディアを出しながらより良い形に近づけていくというこの試行錯誤の作業がすごく楽しかったです。
そしてどんな仕上がりになったのかというと・・・
こんな感じに。
(ベストテン内で録音しています。笑)
ジャスミンはすごくシンプルな伴奏なのですが、これでも結構大変でした・・・汗
Mさんのフルートが上手いので助けられています!
次回のアンサンブル
Mさんとは「月1くらいでアンサンブル@ベストテンやりたいね!」という話になり、次も1ヶ月後にベストテンに集合することが決定しました。笑
次回は、今回できなかった「いつも何度でも」をアルパ&フルートでやりたいと思います!
Mさんがアルパを弾けるようになったら、アルパデュオも結成!?されるかもしれない。笑
1通のメールから、アンサンブルを毎月できる事態になったことに大変驚いている&嬉しく感じています。
昨年の今頃は考えにも及ばなかったことです。
今年は、ハープで色々なことに挑戦できているのでとても幸せだなぁと思います。
ちなみに、なんとこの月(10月)はMさんとのアンサンブルを皮切りに、
ハープ3台でのアンサンブル、ヴァイオリンとのアンサンブルの機会も得ることができました!
そちらのレポもまたそれぞれお伝えしていきたいと思います♫
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9月のミニ発表会レポ♫
最近残業続きのジャスミンです。
ハープにさわれないので、通勤時間にひたすら譜読みをがんばっています!
さて、先日9月のミニ発表会があったのでそのレポを♫
前回7月のミニ発表会で予告していた通り、演奏した曲は
X JAPANのENDRESS RAINです!
まずミニ発表会とは何かというと、
ジャスミンの通う教室ならではの制度(?)で、
年に4回、3・5・7・9月に教室内で開催されます。
教室のサロン(MAX20名くらい収容)で、毎回発表者は10人前後、
生徒が1人ずつ好きな曲を発表していくスタイルです。
教室代表がよく言っている「人前での演奏は練習100回相当」という言葉を実践する場所でもあります!!
今回は、本番を楽しめたという感触があったので、
それを中心にレポしていきます♫
♫目次♫
なぜ、X JAPANのENDRESS RAIN??
今回選んだ曲、ENDRESS RAINはジャスミンの大好きな曲で、
歌詞を要約すると、
"失恋した男性が大きな喪失感と溢れる愛を感じながら雨の中を歩く"
という感じの曲です。
実はジャスミン、男性がガチで愛を語る歌があまり好きではないのですが←
X JAPANの曲はメロディがとても綺麗なものが多いので、聴きやすいのです。
特にこの曲のサビが大好きで、ハープで弾けたらなぁ・・と思っていたら、
YouTubeに偶然ハープソロの動画があったのです!
一人二役で弾いてます。すごい。
この動画を見つけたのは1年ほど前で、いつか弾きたいな〜なんて淡い思いを抱いていました。
発表会までレッスン4回で仕上げる
そして9月のミニ発表会の曲何にしよう?と思った時に、そうだこの曲にしよう!
と思ったのです。
しかーし、今のジャスミンのレベルではちと難しい・・・
ということで、いつも通り先生にアレンジをお願いしました。
・転調はなし
・できれば臨時記号(♯や♭)も、なし
・難しそうな部分や複雑な伴奏は簡単に
というわがままなオーダーを・・・(笑)
しかし先生はその通りの楽譜を作ってくれました(!)
あと、楽譜も短めにさせてもらいました。
原曲通りにすると6分30秒くらいあり、
前奏→Aメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→Aメロ→Bメロ→サビ、サビ
という構成のところを、
Aメロ→Bメロ→サビ→サビ
にしてトータル3分間の楽譜にしてもらいました。
発表会までのレッスン回数は4回。
それまでに仕上げなくてはいけなかったので、練習頑張りました。汗
本業であるOLの残業が増えて平日はまったく練習できないなか、
通勤時間に譜読みしたり暗譜したりイメージトレーニングしたり、
土日に貸しスタジオで練習したりしました。
発表会当日
さて当日です。
発表者は10人以上いたのですが、ジャスミンの出番はちょうど真ん中ぐらいでした。
いつもなら、出番までに時間があればあるほど緊張が段階的に高まっていましたが、
今回は落ち着いていました。
実は数えてみたらこのミニ発表会に出るのはこれで8回目だったので、
いつもと同じ場所、同じ時間、本番前のリハーサル。
発表者の中にも、いつものメンバーがちらほら。
よく考えたらルーチン的に同じことを繰り返しているので、安心感を感じていました。
(いつもと勝手が違う、とかだと緊張していた可能性大ですが、いつもと同じだったので)
そして私の番に。
グランドハープをセットして、調に合わせてペダルを踏み替え。
紹介をされて、演奏スタート!
AメロからBメロへ・・・お、今日はなんか落ち着いてるぞ!
Bメロの最後をミスタッチ。しかし弾き直しはせず通常演奏に戻る。
サビはいい感じに・・・あ!左手ミスタッチ。でもテンポ変えずすぐに戻る。
3箇所ほどミスタッチしたものの、全体のテンポは変えずに演奏をやりきりました。
もちろん少しの緊張はありました!・・が、今回は少ない練習時間の中でも工夫して仕上げることができたので、準備不足による緊張は感じなかったのだと思います。
今回は特に、
ミスをしても流れを止めない、全体のテンポを意識する、
1小節目の1拍目など大事な音は絶対に外さないように心がけました。
全体的に、落ち着いて演奏できたかな?というのが自分自身での感想でしたが、
聞きに来てくれた友人たちからも同様のコメントをいただけました。
先生からも「練習の時よりも落ち着いて堂々と弾けてましたね!」と言われて嬉しかった。
演奏中も本番を楽しめたという感触がありました。
あとで先生からのフィードバックをいただいた反省点。
・左手が浅くなりがち、特に薬指
・腕を使わず指先で頑張って弾こうとしている(だから薬指にマメができる)
いつも言われていること・・・なかなか改善できない。
これは先生とか第三者に都度都度チェックされていないと、自分では癖になってしまってるんだろうなぁ。ずーっと課題。なんとかしたい。
しかし、初めてのグランドハープでの発表会!
次には12月のソロ発表会が控えていて、そちらもグランドハープで発表予定なので
今回先がけて経験することができてよかった!
サビだけですが、貸しスタジオで練習した時の録画を↓↓
次のミニ発表会は来年3月
ENDRESS RAINは来年はフルバージョンも練習して、弾きたいなぁ。
今年はこのミニ発表会に年4回出るために、いつもレッスン4回とかで1曲を仕上げなくてはいけなかったので、
楽譜を短くしたりアレンジを簡単にしてもらったりということが多かった。
そればかりしていると、自分にできる範囲でしか頑張らなくなってしまうかも、と危機感を覚えました。
来年はもっとじっくり、3〜4ヶ月かけて1曲を完成させるような習い方にしていきたいなぁ。
来年はクラシックも挑戦したい!
この9月で今年のミニ発表会は終わりで、次回は2020年の3、5、7、9月。
実は、もう来年3月に弾きたい曲を決めてあります!
小柳ゆきさんの「あなたのキスを数えましょう」です♫
またしても失恋ソング!!笑
でも、このメロディ大好きなんです・・♫
ハープで弾いたらすごく綺麗だろうなぁ、と思って。
その前に12月の発表会があるので、まず年内はそちらを頑張らないと!なのですが(笑)
そして余談なのですが。
実は最近ハープでの色々なプロジェクトが動いており、
アンサンブルする機会に恵まれました!
最近はフルート奏者の方とプライベートでアンサンブルしたり、
近々ハープ弾き3人で集まってゲーム音楽のアンサンブルをしたり、
ヴァイオリン奏者の方とアンサンブルする予定があります♫
その辺はまた次回の記事でお伝えしていきますねー!
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緊張からくるミスへの対策
いよいよ消費税10%ですね・・
それまでにカマックのアジリーズを買えなかったジャスミンです。
でも円安だし向かい風ハンパない金額なので貯金ができるまで待とうかなと思っている次第です。
さて、ハープを習い始めてもうすぐ丸4年になるジャスミンですが、
発表会や人前で演奏するときの「緊張」と、それによる「ミス」についてずっと悩まされてきたのですが
どうやらその長いトンネルを抜けつつある(?)ようなので、
なぜそう感じたのか、習い始めた当初からの変遷を含めてお伝えしたいと思います。
♫目次♫
「本番に弱い」とは?
ジャスミンはずっと、自分自身を「本番に弱い」と思っていました。
練習ではまぁまぁいい感じかな・・と思って望んでも、
発表会では
手が震えてしまってまともに弾けなくなったり、
練習のときは絶対間違えない場所をミスしたり、端折ってしまったり、
異常に遅いテンポ/速いテンポで弾いてしまったり、
もう思い出すだけで恥ずかしくなる&ガッカリする思い出ばかりです・・
いつも本番のクオリティは低いものでした。
本番に強い人が羨ましいな〜と何度も思ったことがあります。
でも、あとで思い返せば練習が足りていなかったことが原因の大半でした。
きちんと暗譜ができていなかったり、
最初から最後まで通しで弾く回数が少なかったり、
苦手な箇所を重点的に練習できていなかったりとか。
なので、もしかして「本番に弱い」はただの言い訳なのかな〜と気付いたのです。
失敗続きだった発表の場
ここでいきなりですが、
ジャスミンが犯した失敗の一部を赤裸々に公開!!
初めてのソロ発表会
FF10の「素敵だね」を弾く。異常に遅いテンポで弾く&間違えまくり&途中で訳が分からなくなって1番だけ弾いて終了してしまった
初めてのミニ発表会
美女と野獣を弾く。ミスはなかったものの、一音ずつ確かめながらの超ぎこちない演奏。テンポめちゃくちゃ。
たぶん聞いてた人は美女と野獣だとは思わなかったかも(恥)
いつかのミニ発表会
タイタニックを弾く。自分では結構いけたな・・と思ったのに、あとで友人が撮影してくれた動画を観たらミスタッチ&音抜けの嵐。顔から火が出た。
とある結婚式余興での演奏
美女と野獣を弾く。もう1人の余興演奏がヴァイオリンのセミプロの方だったので異常に緊張してしまい、ミスタッチしまくり曲が崩れまくる。(ほんと申し訳なかった・・)
とある結婚式余興での演奏②
You raise me upを弾く。ミスなく、テンポもまずまずだったが、失敗を恐れて1番だけ弾いて終了してしまった。
とあるイベントで人前での演奏
40分ほどBGM演奏。弾き始めた時点で、チューニングが狂いまくっていることに気付く。時すでに遅し。訳が分からなくなりいつのまにか終了。(申し訳なさすぎる・・)
他にもたくさんありすぎるのですが、恥ずかしくなってきたのでここまでにします・・////
本番のクオリティを上げるには?
では、どうすれば本番のクオリティを上げられるのか。
それは、私にとってはまずは練習の質を上げることでした。
ハープを習い始めて3年目までは、ひたすら自己流の練習をしていたのですが
周りの方の練習方法を参考にしたり自分でもいろいろと試行錯誤して、
4年目からは「練習」にとことん向き合ってみました。
参照記事:
良い演奏には質の良い練習が絶対必要です。
その曲を弾くことができる、だけではなく表現をつけて弾くことも必要です。
暗譜をして、100回以上通しで弾くことはまず大前提!
あとは録音や録画をして自分の演奏を客観視してみたり。
原曲をじっくり聴き込んだり、プロの演奏を観たり聴いたり。
どうやったら自分の演奏を表現できるのかについて、よく考えながら試行錯誤して練習するようになりました。
あと、たまに公園練習をして他人の目が触れる場所で弾くことは他人の目が気になることから来る緊張に対して効果があると思うので、勇気を出して時々行っています(笑)
ミスからの挽回について考えてみる
ミスタッチしてしまった時、ど忘れした時、途中で混乱して止まってしまった時、
そういう時にいかに速く通常演奏に戻れるか、も重要だと思いました。
ジャスミンは2019年はプロが演奏するコンサートに20回以上鑑賞に行ったのですが、
プロの方でも全然ミスされたりするんですよ。
完璧な演奏って今までほとんど聴いたことがないかも。
もう、ミスは自然に存在しているものなんだという意識を持ちました。
本当に、全くミスのない演奏がないくらい、ミスタッチは普通にあります。
でも、挽回がめちゃくちゃ速い!!
むしろ、ミスしたことを気付かせないぐらい速く通常演奏に戻っています。
そしてミスが目立たないくらいの表現力を魅せてくれます。
これは、通常演奏にすぐ戻れるくらいの練習量をこなしていて、本番でも心が乱れない強靭なメンタルも培われているからなのではと思っています。
ジャスミンはフィギュアスケートの男女個人フリープログラムを観るのが好きなのですが、難易度の高いジャンプはしばしば失敗して転倒してしまう場面もあります。
でも曲は止まったりしません。
選手は演技をやめないですし、むしろ曲に合わせてすぐ通常演技に戻り、挽回しようとより良いパフォーマンスを見せて総合的には素晴らしい点数を叩き出したりすることがあります。
もちろん、ノーミスで素晴らしい演技をされる方もいますが、本番には魔物が潜んでいるもの・・
どんな楽器でもスポーツでも、リアルタイムで伝えるものは100%の出来栄えというのはなかなか難しいのかもしれないと感じます。
でもたとえミスや失敗があっても、そのあとで挽回できるようなスキルもつけていけたらいいなと思って、
最近はミスをしても最後まで弾ききるようにしたり、
どれだけ派手にミスしてもテンポや曲の構成は崩さないようにしています。
本番は練習と違ってやり直しがきかないので、「ミスからの巻き返し」も練習していく必要があると感じました。
場数あるのみ
緊張から来るミスは、質の良い練習+人前で演奏する場数を踏むことで少しずつ少なくしていけるのでは、と最近身をもって感じました。
私自身、約4年前にハープを習い始めてから今までに10回以上の発表会に出て、
10回以上イベントなど人前で弾く機会がありましたが、
最近はガチガチな緊張というのは少なくなってきて、本番を楽しめるメンタルに少しずつなってきたと思います。
失敗をしても、そのまま冷静に弾き続けるメンタルが少しずつついてきました。
4年目にしてやっと、です(笑)
まずは10回、ガチガチな緊張を感じながら人目に触れる場所で弾くこと
なのかな?なんて思いました。
たぶん最初の10回がすごく大変。勇気がいるし、派手な失敗もするし、落ち込むこともあると思うし、それで諦めてしまうこともあるかもしれない。
きっとどんなプロ奏者も最初の最初はガチガチだったはず!(そうじゃない人は天才枠ということで。笑)
でも、1回ずつ確実に成長はあるし、ほんとーーーに少しずつ慣れていくものだと思います。ほんの数回で上手くなることなんてありえないのです・・
本番で緊張してしまう=失敗するかも、と思ってしまう方には
バジル・クリッツァーさんのブログが参考になるかも。
この記事なんて、とても参考になりました↓↓
バジルさんはホルン奏者ですが、楽器奏者のための良い練習やメンタルの作り方、楽器との向き合い方などを丁寧に書いていて、勇気付けられます。
緊張からくるミスへの対策
・・上記のことをまとめると、緊張からくるミスへの対策としては
①練習の質を上げる
②ミスからの挽回を考える
③まずは10回人の目が触れる場所で弾く
④場数を踏む
が今のところ良い効果を生んでいると思います。
まだ試行錯誤中なので、また出てきたら書きます(笑)
今は4年目にしてやっと、本番を楽しめるようになってきたところですが。
それをもっともっと超えた先には「自分の表現したい音を自在に出せる」とか「みんなを感動させられるような演奏を届けられる」ような日が来るのかな〜
そうなったらいいなぁ。
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ハープのアクセサリー
夜に窓を開けて秋虫の声を聞くことが最近の癒し・・・
ジャスミンです。
今回はちょっと番外編!
以前、とあるプロのハーピストのコンサートを鑑賞した時、
胸元にすっごく可愛いハープのネックレスをしていたんですよ。
色はゴールドで、直径2cmくらいのハープのチャームがついていて、
ラインストーンとかもついてキラキラしていました。
もう、めっちゃ可愛い〜♡♡わ〜欲しい!!!って思いました。
それで、ネットで色々調べたのですがなかなか同じものはなくて、
ちょっとガッカリしていたんです。
そこで、似たようなものでいいからハープのアクセサリーが欲しい!
と思いつき、なんと自分で作ってみることにしました。笑
作ったのが、こちら。
ハープのピアスです!
ハープのチャームは、minneで販売している方がいてそちらで購入。
ピアスのパーツは、貴和製作所でゲット。
実はジャスミン、小学生の頃からハンドメイドでアクセサリーを作るのが好きなので、
パーツさえ揃えば作れてしまうのです!
分解してネックレスパーツに付け替えればネックレスにもなります♫
やったー!ハープのアクセサリーGET!
直径1.5cmくらいで意外と小さいチャームなので、休日の外出時によくつけています。
ハープのコンサートを鑑賞するときとか(笑)
そしてこれを機に、ハープのパーツを集めるのにハマってしまい・・・
他にもハープの形のグッズを収集し始めました。笑
こちらはブローチ。
なんと、友人がプレゼントしてくれました!!
枠が全部ラインストーンで可愛い♡
なくすのが怖くて、家に飾っています。
こちらは、ハープのキーホルダー。
なんだかアンティークで可愛い!
これは雑貨屋さんで見つけました。
クリスマスのオーナメントっぽい感じなので、我が家の1年中飾っている卓上ツリーに飾っています♫
そしてついに先日、好みのハープネックレスを見つけました!!
なんと、楽天市場で見つけました。笑
ネックレス ハープ 楽器 ペンダント K10ネックレス 10金 ダイヤモンド アクアマリン Anne Bonny アンボニープレゼント K10ピンクゴールド/K10イエローゴールド
はぁあああああっ♡♡
めちゃ可愛い・・・・華やか♡
ハープのチャームは直径1cmくらいみたいなので、会社にもつけていけそう。
ただ、お値段がけっこうするのでボーナスが出たら買おうかな。笑
次はハープの置物も探し中。
家の中&身の回りがハープだらけになっていく・・・幸せ♫
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ジャスミンの練習メニュー
秋服コーディネートを楽しんでいるジャスミンです。
秋の美味しい食べ物も出てきましたね。
さて、ときどきいただく質問で
「普段どんな練習をしていますか?」
と聞かれるので、ジャスミンがどんな練習をしているのか
包み隠さずお伝えしたいと思います♫
2015年12月からハープを習い始めてもうすぐ丸4年なのですが、
いろいろと試行錯誤した結果
ジャスミンの練習方法はおもに3種類あります。
①自宅で練習する
②外で練習する
③コンサートやLIVEを鑑賞しに行く
そして意外にも、割合としては②+③が半分を占めています。
自宅で練習する時間は少ないのです。。。その理由も含めて、
お伝えしていきますね。
♫目次♫
練習はなんのためにするのか
まず大前提!
練習はなんのためにするのか。
ジャスミンは昨年まで、練習とは「ハープの演奏スキル上達のため」だけにするものだと思っていました。
なので、1人孤独に練習するという方法しかしてこなかったですし、
練習時間は多ければ多いほどいいと思っていましたし、
練習時間が少ない=ダメだ、努力が足りない
という思い込みがありました。
(あ、実際には週に1〜2時間しか練習してなかったんですけどね←)
しかし。
ハープを習い始めて4年目となり、自分なりに練習していくなかで
練習の質や効率を高めないとがむしゃらに練習しても上手くならないことを知ったり、
自分1人で練習しているだけでは自己流の変な癖がついてしまうことも体験しました。
もちろん、練習すればするほど上手くなっていくだろうというのはあるのですが、もっと大事なことに気付きました。
自分にとって、ハープとは。
自分にとって、適切な練習時間と効率の良い練習とは。
ハープを演奏することによって何を成したいか。
他人の演奏と自分の演奏はなにが違うのか。
ということについて、今年初めから向き合ってみました。
そして私の中で最適な練習方法を、トライ&エラーを繰り返しながら少しずつ見つけていきました。
①自宅で練習する
まず第一は自宅での練習ですね。
実はジャスミン、自宅で2時間以上練習したことがありません。
なぜかというと、集中力が長く続かない性格なことと、
家が賃貸マンションでしかも壁が薄いこともあり、クレームが来てしまったことがあるからです。
↓↓クレームが来て、その対策について考えた記事↓↓
騒音クレームからの防音対策 - ロングヘアなハープ奏者になる!
平日はフルタイムで1日最低9時間は通勤+勤務時間があり、
家に帰って家事をやったり翌日準備などをしていると、
趣味に使える時間ってせいぜい1日1時間くらいです。
帰宅して家事が終わるともう21時を過ぎていて、クレームの時間帯になっているし(笑)
疲れてしまった日は、寝ることを優先します。
なので、実は平日に練習できることってほとんどなかったり・・・。
では休日に練習しよう!ということなのですが、
休日も全てをハープに使える訳ではなく・・外出する予定や人と会う予定があったりするので、なかなかまとまった時間がありません。
休日の午前中〜昼間に、1時間くらいできたらいいなぁという感じです。
で、どんな練習をするかというと。
まずは5分くらいでチャチャッと調弦して、
指鳴らしメニューとして
まずは片手ずつオクターブを数セット。
両手でドレミファソラシド→ドシラソファミレドを数セット。
アルペジオを数セット。(例:ファソラド→ファドラソなど上昇&下降)
これを10〜15分くらいやってから、
アメージンググレースを弾きます。(表現をつけながらゆっくり)
そのあとは今まで習ったことがある曲を復習したり、
今習っている曲を練習したり。
すると、あっという間に1時間が経っています。
でもなかなか高い集中力を維持することができない性格というのもあり←
多くても〜2時間くらいの練習で一旦終わりにします。
私にとって、多すぎる個人練習は集中力が続かず質を下げてしまう面があります。
ハープを習い始めて2年目くらいで気付いたのですが、集中力が切れると手のフォームも崩れてくるし、1曲を弾ききるのすら集中が続かなくなってしまうんです。
それからは1回の個人練習時間を2時間未満にして、その代わり練習の質を上げるために下記のことをやっています。
録音と録画
練習中はスマホで録音しています。時にはフォームの確認のために動画を撮ることもあります。
その音源や録画をあとで確認して、直すべきところをすぐに直します。
これが意外とかなり大事で、客観的に自分の演奏をチェックするというのは練習の必須項目だと思っています。
暗譜
今習っている曲を練習するときは、まずは暗譜をしています。
(ジャスミンは楽譜を見ながら弾くことがまだできないため)
暗譜は、通勤時にスマホでやっています。
レッスンで録音した音源を聞きながら、写メした楽譜を見て覚えます。
だいたい1〜2週間あれば1曲暗譜ができる感じです。
実際にハープで練習するときにすぐ合わせられるようにしています。
表現をつけて弾いてみる
録音や録画したものを確認すると、覚えたての時は「ただ弾いてるだけ」になりがちです。
そこから、自分なりの表現として強弱をつけてみたり、少しだけテンポをゆっくりにしたり、左手の音をあえて減らしてみたり、1小節にコンマ1秒くらいの間を入れてみたり、試行錯誤してみます。あと、歌うように弾いてみたり。
また、もし原曲がiTunesなどでダウンロードできればスマホに入れて、移動時にイヤホンで100回以上再生して表現について学びます。
自分の中でしっかりその曲を味わって、自分なりの解釈を探します。
(これはまだ私も全然できていないので、鍛錬が必要・・・汗)
参照記事:自分の音を表現すること - ロングヘアなハープ奏者になる!
いずれにしてもまずはハープを自分の日常に取り入れることが大事なので、
「練習時間は多ければ多いほどいい」などの一般論はいったん無視しました。
1日をハープのためだけに使える訳ではなく、フルタイムで仕事もしている身なので・・
自分が嫌にならない練習時間や自分がハープを好きでいられる距離感を探りました。
その結果、実際にハープを触っていなくても、耳から聞いている時間や楽譜を眺めるなどでハープに触れる時間は毎日作れることがわかりました。
②外で練習する
ジャスミンは時々、外で練習する時間を作っています。
例えば、楽器OKの公園で屋外練習をしたり、
有料の貸しスタジオで1時間〜2時間練習したりです。
公園練習をした時の記事
公園で練習するのは行き交う人の目もあるので緊張してしまったりするのですが、
人の目がある中で弾くことは「本番の状況」に近いのでメンタルが鍛えられる・・・気がします。
貸しスタジオで練習をした時の記事
貸しスタジオで練習するときは1時間1500円ほど発生するので、
有料なぶんその時間にコミットする必要があります(笑)
なので、限られた時間の中で最大の成果が出せるよう必死に練習することになります(笑)
外での練習は、月に1〜2回をノルマにしています。
前述の、スマホを使って暗譜したり楽譜を眺めたりするのも家でする時はほとんどなくて通勤中など移動の時が多いので、外での練習に含まれるかも。
③コンサートやLIVEを鑑賞しに行く
これをなぜ「練習」カテゴリに入れているのかというと、
プロの演奏や他人の演奏を聞くことはとても勉強になる上、自分の練習にも活かせることが多いと感じたからです。
例えばハープの有名な曲は、よくコンサートでも演奏されます。
アルパならコーヒールンバやカスカーダ、
グランドハープなら引き潮や泉など。
同じ曲なのに、奏者によって表現はまったく異なります。
使用している楽譜も微妙にアレンジが違っていたり、
使用している楽器も個体差があったり珍しいメーカーのものだったり
そういうことを発見して違いを楽しんだりもします。
「この人はこういうアレンジをするのか〜真似してみよう!」
「この人の"引き潮"はすごく荒波っぽい感じだな・・この人は穏やかな潮だな・・笑」
「この曲にはこのメーカーのハープの方が合うのかもしれない」
「この人は楽譜通りの演奏じゃないのに何か惹かれるな・・」
そういった新しい風を自分の中に吹き込むことができます。
なので、2019年は特にこの③については積極的に足を運びました。
今年だけで20回以上のコンサートやLIVEに行ったのですが、(まだ9月だけど。笑)
有名ハーピストだと松岡みやびさん、吉野直子さんの演奏を観に行きました。
アルピスタだと小野華那子さんのLIVEは4回以上リピートしています。
あとはハープだけでなく日本を代表するフルーティスト・上野星矢さんの演奏も3度観に行きました。
今夏に鑑賞して衝撃を受けた、フルート・上野星矢さん、ハープ・吉野直子さんのコンサート。舞台を観ているようでした。
なんやかんやで、今月もハープ関連のコンサートに3回行くことに。
— 🦋ジャスミン@ハープ経験0から5年目 (@jasmin77harp) September 18, 2019
でも聴くことも練習時間に含めていいと思っている。明らかに、プロの演奏を生で聴くことが自分の中で毎回ビッグバンを起こしてる!
なんだかんだで10月もハープ関連のコンサート鑑賞に3つ行く予定。
— 🦋ジャスミン@ハープ経験0から5年目 (@jasmin77harp) September 29, 2019
今年、月に3〜4つのコンサート鑑賞に行ってる。
すごく耳が耕された。自分の演奏にもすごくいい影響があった。
他人の演奏やプロの演奏を聴くことはとても勉強と練習になる。
他人の演奏を聞くことで、なにか自分の中で化学反応が起きるのを何度も体感しました。
時には感動して涙したり、モチベーションが爆上がりしたり、新しい目標ができたり、誰かと一緒に鑑賞して思い出になったり・・・
コンサートなどに行った日は必ずハープを弾きたくなります(笑)
練習によってなにを成したいのか
今年の初めから上記3つの練習方法を取り入れるようになって、
ジャスミンはハープを1人で練習するだけではなく
他にもやってみたいことが増えました。
幅広いジャンルの音楽をもっとたくさん生で聴いてみたいし、
もっと楽譜を読めるようになっていろいろな曲にチャレンジしてみたい、
自分の音楽的基礎をもっと固めていきたい。
今後は他の楽器の方とアンサンブルをしたり、
クラシックの曲でグランドハープソロにも挑戦してみたい。
これは昨年までは考えたこともなかったことです。
やりたいことと目標がもっと具体的なものになってきました。
今年の目標の一つに「ボランティア演奏で武者修行する」というものを掲げていましたが、
今はまず自分のベースの音楽知識や演奏スキルを高めて、来年挑戦したいなぁと思っています。
以上の練習方法はまだ試行錯誤中なので、来年はまた違った練習方法にトライしているかもしれません。
ということで、4年目現在も楽しくモチベーション高く、ハープがある日常を過ごせています♫また機会があれば、練習動画をアップしたいと思います♫
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リュートとのアンサンブルをしました
いよいよ涼しくなって、元気になってきたジャスミンです。
秋は一番オシャレしたくなる季節!!
でも短いのがかなしいです。
さて、実は夏の思い出になった出来事が一つありまして。
ハープ友達のTさん(男性)からのお誘いで、なんと
リュート奏者の方と3人でアンサンブルにチャレンジする
という超レアな機会に恵まれました。
ハープ以外の楽器とアンサンブルしたことがまず初めてだったことと、
リュートという楽器を見た&聞いたことが初めてだったこと、
しかもリュートの方のご自宅でホームパーティ形式だったこと(!)
などから、とても刺激的な日でした。
今回はそのレポをお送りします!
♫目次♫
アンサンブルのきっかけ
そもそもなぜアンサンブルをすることになったかというと、
都内で開催されるとある音楽サークルの催しに、Tさんの紹介で行けることになり。
6月に鑑賞してきたのですが。
それがまずもう、すごくて。
ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルート、チェロ、ウクレレ、ハープ、リュート、声楽・・・
プロ・アマ問わずたくさんの楽器の奏者が30人強は集まっていたでしょうか。
そして国籍も年齢も音楽歴もさまざま。むしろ日本人の方が少なかったような。
そんなにたくさんの奏者が集まって何をしたかというと、
カラオケ形式で順番に持ち曲を披露していくんですよ。
各楽器でソロ演奏の人もいれば、
ピアノ×ヴァイオリン
ヴァイオリン×フルート
ヴィオラ×チェロ×フルート
フルート×ハープ×チェロ
リュート×声楽
などなど、色々な組み合わせで色々な曲を披露していくんです。
中には、その日にアンサンブルすることを決めてぶっつけ本番で演奏するグループも。
演奏される曲は、クラシックの名曲多数(ベートーベンなど)や、
QUEENの名曲、
ファイナルファンタジーなどのゲーム曲、
ジブリのメドレー
など耳馴染みのある曲が盛りだくさんでした。
誘ってくれたTさんはハープ奏者として出場していました。
アリエッティのテーマソング、いつも何度でも(千と千尋の神隠し)などをフルート・ヴァイオリン・チェロの方とアンサンブルしていてとても楽しそうでした。
うわぁ〜私も次回出たいなぁ・・と思いながらみんなの演奏を凝視していました。
中には初心者かな?と思われる方もいたので、私でもいけるかな・・?と。
曲の合間には、奏者の方たちとちょっとおしゃべりしたり。
みんな、仕事を持ちながら休日は社会人音楽サークルやオーケストラに所属して音楽を楽しんでいるのだとか。
うぉー!!なんだそれ私もやりたい!!!
そしてその催しの終盤、Tさんがリュート奏者の方とおしゃべりしていたので私も少し混ざったりしていたら、「今度アンサンブルやってみようよ」という話になり、その時は軽い感じ(?)だったので実現したらいいねー!!というテンションで盛り上がり、その日は楽しく会を終えて帰宅しました。
突然アンサンブルをやることに!
それから2ヶ月、忙しく毎日を過ごしていたところTさんから連絡が。
Tさん「リュート奏者のEさんと合わせてみることになったんだけど、ジャスミンさんもXX日空いてたら一緒にやらない?」
え!!!もちろん!!YES!!
早速LINEのグループトークに参加して3人で会話。
ジャスミン「場所はどこでやるんですか?」
リュートEさん「僕の家で!」
ジャスミン「最寄駅はどこですか?」
リュートEさん「△△駅」
・・え?
私の最寄駅じゃないか!!!笑
近所に住んでたんかい!!!
なんと私の家から歩いて10分くらいのところだった。
あれよあれよと参加が決まり、当日へ。
アンサンブルをした後Eさんの家で夕飯をご馳走になることに・・♫
これまた楽しみ!!
ちなみに、ジャスミン、ハープTさん、リュートEさん全員国籍が違います。
ジャスミンとTさんは30代前半。Eさんは40代半ばくらいの男性。
全員異なるバックグラウンドなので、どんなアンサンブルになるのか・・
楽しみすぎて胸が張り裂けそうでした←
アンサンブル当日
夕方からスタートだったのですが、ジャスミンは予定があったので少し遅れて18:30ごろに合流。
もちろんmyハープを持参して☆
TさんとリュートEさんは先に2人でアンサンブルをしていたので楽譜がたくさん机上に置いてありました。
そもそもリュートとはどんな楽器かというと・・・
こんな感じの、ギターのような形の弦楽器です。
音はギターよりもハープよりも小さくて優しげな音です。
両隣のハープは、左がTさんの黒サウルハープ25弦・右がジャスミンのサウルハープ29弦です♫
今回集まってどんな曲をやるのかすら、分かっていなかったジャスミン。
TさんとEさんがどんな曲をやっていたのか聞くと、中世音楽とのこと。
なぬっ!全然わからないぞ・・・
リュートEさんから何枚か楽譜を渡され「やってみよう」と言われた。
なっなに〜〜〜〜〜!!!初見で楽譜を見て弾くなんて、私にはレベルが高すぎる〜〜〜〜!!!内心超動揺していた。
しかしこの空気は断れないやつだ!
私は動揺していないフリをして楽譜を受け取った。
ん?うん・・読めない・・
ひぃ・・私何しに来たんだろ・・
楽譜くらい読めないとアンサンブルなんてできないじゃん。
はっ!!!
いや、ト音記号で右手だけならなんとかいけるかも!?
渡された楽譜の中で一番シンプルで短い曲ならいけそうだったので、
私からその曲を指定した←
最初にアンサンブルしたのはSe mon cuerという中世音楽。
YouTubeで探したらありました。こんな感じの曲です。
ベースがリュートの曲で、すごく短いフレーズの繰り返しなのです。
ハープ1
ハープ2
の3パートに分かれて弾きました。
最初はぐちゃぐちゃです。
私もどこで入ったらいいか分からずグダグダに・・
でも2回3回と回を重ねて合わせていたら、だんだん息が合ってきました。
そして10回くらい合わせたらなんとなく、途中の一区切りまでできたのです。
うぉおーーーーアンサンブルいいね!!!!
私の中で、「アンサンブル楽しい」の芽がムクッと生えました。笑
えー!いいじゃんいいじゃん!みんなで合わせるって楽しい!!
初見で楽譜見て合わせるの初めてだったけど、やればなんとなくできるじゃん!
そして他の楽器と合わせるのって新鮮で楽しい!
みんなで協力して少しずつ作り上げるって、なんかいい!
合わせてみた音源をちょっとだけInstagram内で聞けます↓↓
(スライドして2枚目です)
リュートの音はすごくハープに似ていて、よーく聞かないと区別がつかなくてびっくりしました。
この日はもう1曲3人で合わせてみたのですが、真面目に取り組んでいたらあっという間に2時間近い時間が経っていたので一旦アンサンブルは終了してホームパーティへ!
なんとEさんが手料理を用意してくれていました!
アボガドとレッドオニオンのディップを、バケットに付けて。
塩胡椒とオリーブオイルだけで味付けしたサラダ!
新鮮な野菜をそのまま!
全てのお料理にワインをペアリングしてくれて、それがすごくセンスが良くてマッチしていて・・・
実はジャスミン、銀座の超高級フレンチでバイトしていたこともあり食にはかなりこだわるめんどくさい女子なのですが、Eさんの料理は本当に美味しかった・・・♡
人生を愛する気持ち
Tさん、Eさん、そして後から合流したEさんの彼女さんと4人で食事をしながら、
音楽や食事について語り合いました。
会話の中ではそれぞれの人生観が垣間見えたりもして、すごく興味深く価値のある話を聞くこともできました。
Eさんはリュートを長年弾いているらしく、プロに近い存在であることが発覚!
音楽活動も長くされているそうで、食事中はEさんの好きな曲のセットリストをBGMに流していました。それがまた素敵で!
あとは彼女のために作った歌をみんなで聞いたり。////////
Eさんにとっては音楽は人生のベースにあるもの、という印象を受けました。
でもそれとは別に仕事ももちろん持っていて、それもまたとんでもなくハイレベルな職業でびっくりしました。
でもこうやって休日にじっくり料理をして音楽を楽しむ時間も作っている。
塩やオリーブオイルにこだわって、それだけで数種類揃えている。
彼女との時間も大切にしている。
音楽だけ、仕事だけ、ではなく「自分の人生に必要なもの」は全て取り入れていて、でもそれぞれ無理のないペースで日常で楽しめる塩梅にしている・・すごい。
自分の人生を愛しているんですよね。
私は仕事が忙しい時はなによりも仕事を最優先にしてまうことが多い。
結果的に仕事だけになって息抜きができなくなって心身ともに疲れてしまう・・・なんてことが時々起こるので、
仕事もハープも、その他の夢や目標も「無理のないペース」で「全て楽しめる」ような塩梅にできたらいいなぁと思ったのでした。
でもきっと、時間は作るものなんだよね。
自分で自分の人生を掴んでいくってそういうことだよね。
今の自分に何が一番大切なのかを選択しながら生きていかないとね!
アンサンブルをしてみて感じたこと
アンサンブルしてみて思ったのは、
・初見で楽譜を読んで弾くということは自分の譜読みスキルの成長につながる
・みんなで合わせるという作業が意外と好き
・少しずつ作り上げることに達成感を感じる
・今まで自分の中になかったジャンルの音楽を知れる
ということ!!
個人練習では得られないものが、アンサンブルにはたくさんある。
もっと経験してみたいなぁと思いました。
そして!
12月に開催される冒頭の音楽サークルの会にEさん・Tさんと出ることになったので楽しみです。
たぶん中世音楽をやります。笑
すごく楽しい夜でした!
また近いうちに合わせることになるかも?
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7月のミニ発表会レポ♫
怒涛の6日連続ブログ更新!ジャスミンです。
7月に教室内でミニ発表会があり、ジャスミンは今年3回目の参加をしてきました。
ミニ発表会はジャスミンの通う教室ならではの制度(?)で、
年に4回、3・5・7・9月に開催されます。
教室のサロン(MAX20名くらい収容)で、毎回発表者は10人前後、
生徒が1人ずつ好きな曲を発表していくスタイルです。
3月のミニ発表会レポはこちら
ミニ発表会レポとブログ読者さんとの交流 - ロングヘアなハープ奏者になる!
教室代表がよく言っている「人前での演奏は練習100回相当」という言葉を実践する場所でもあります!!
ジャスミンはその挑戦のために今年、このミニ発表会の皆勤賞を目指しており、
3月はゲーム曲クロノ・トリガーより「エピローグ」
5月はアンドレア・ボチェッリ「Time to say goodbye」
7月は宇多田ヒカル「First Love」を弾きました♫
9月は初!グランドハープでX JAPANの「ENDRESS RAIN」を弾く予定です!
今回は、7月のミニ発表会で感じたこと・・・
「人の演奏と比べること」
「悔しがること」
「自己ベストを更新し続けること」
について吐露したいと思います。
♫目次♫
アイリッシュハープを習って1年という節目
実は、アルパからアイリッシュハープに転向してちょうど1年が経ち、
自分はどのくらい成長したんだろうか?と、振り返ってみました。
この1年間・・・
月に2回のレッスンなので、24回ほどのレッスンを受けて、
自分で貸しスタジオ借りて練習したのが1時間x4回。
毎日の練習は、フルタイムの仕事+残業をしているのでなかなかできず、
基本的には週末にトータル1〜2時間できたら良い方。
こんな感じですが、
1年前にはできなかったことがいくつかできるようになっていました。
①楽譜を読むことが、時間をかけてゆっくりならできるようになった。(1年前は全く読めずからのスタート)
②アルパのフォーム(爪で弾く)を矯正して、アイリッシュのフォーム(指の腹を深くかけて弾く)ができるようになってきた。
③4分以上の曲を通して弾く集中力がついた
④強弱を意識するようになってきた。
文字にすると全然大したことではないのですが、私にとってはだいぶ進歩です!
1年前は全然できなかったことです。
こちらは、アイリッシュハープを習い始めて8ヶ月目の動画。
大好きなナイチンゲールのシンプルver.
この頃もまだ指が浅いですが、当初よりもだいぶ良くなったんですよ;
ちょっとだけ、自信がついた頃でした。
7月のミニ発表会で何を弾こう?
ちょうど1年となる7月のミニ発表会で、何を弾こうかな〜と考えていたのですが、
ジャスミンの母が大好きな曲、宇多田ヒカルの「First Love」にしよう!と思い立ちました。
高校生の頃、母の車の中はいつも宇多田ヒカルのCDがBGMとして流れていたのですが、
特にFirst Loveはずっとリピート再生されていました。
(何か、初恋の思い出があるのかな・・聞いたことないけど。笑)
もちろん、ジャスミンも宇多田ヒカルの曲が大好きなので、来年は別の曲にも挑戦してみたいな〜。time will tellとか、stay goldとか。
5月の発表会の後すぐにレッスンで習い始めたのですが、発表会まで4回のレッスンで仕上げなくてはいけなかったので急ピッチで譜読みして暗譜して・・・ドタバタな2ヶ月の中、なんとか仕上がったという感じでした。汗
今回意識したのは、曲のつながりを自然にすること。
Aメロ〜Bメロ〜サビ、の間の部分を自然にすること、サビでいきなり速度が速くなったりしないこと、を気をつけました。
3月、5月のミニ発表会はとりあえず通して弾くことに目がいってしまい、
その辺りが雑になっていたので仕上がりも微妙な感じになってしまったんです。
これ、録音を聞き返したりしないとなかなか自分では気付けなかったりするんです。
あとで「あちゃー」と思うことが多かった。
短い時間の中で、厳選した課題を少しずつクリアしていく、という練習の仕方をしてみました。
まだまだ、”相手に聴かせる”レベルの演奏ができるようになるのは道のりが長そうです。。。
発表会当日
あっという間に発表会当日!
なんと今回は発表者が多く、確か15人近くいました。
小学生から大人のレディまで、たくさん!
ジャスミンの出番は確か7番目?でした。
実はジャスミンの次に演奏するのが、小学生の女の子でした。
曲は魔女の宅急便。
本番前に1人4分ずつリハーサルがあるのですが、普通にうまくて、
自分の演奏レベルの低さに自信をなくしてしまいました(涙)
恒例の、緊張による手の震えも出てきてしまい、「あ〜ミスタッチしちゃうかもな、でもそうなったらなったで仕方ないか」とか思い始めました。
緊張って、人と比べ出すと負のスパイラルでさらに高まっていってしまう。
迎えた、本番。
やはり序盤は緊張で指が浅くなってしまい、ちょっと不安定な感じに。
しかしBメロからは落ち着きを取り戻し、最後までノーミスで弾くことができました。
「曲のつながりを自然にすること」とか言っておきながら、本番中はそんなこと考える余裕がなくなってしまった〜;
まぁ、また次回の課題にすればいいかぁ〜・・・
あ〜〜〜〜;とか思いながら反省していたら、ジャスミンの次に演奏した小学生の女の子が演奏を終えて戻ってきました。
リハーサルの時よりちょっとミスしてしまったらしく、
「あ〜失敗しちゃった、もう〜」と悔しそうにつぶやいていたのですが、ハッとしました。
私、きちんと悔しがることをしていなかったなぁって。
まぁ練習時間少なかったんだし、仕方ない。
とか、
まぁ、また次回の課題にすればいいかぁ〜・・・
とか言い訳して、その場で悔しさを噛みしめることってあんまりしてなかったなぁと。
それで、その曲に対するモチベーションはもう下がっちゃう。忘れちゃう。
そうやって理想と現実に折り合いをつけるのが大人なのだとは思いますが、
いや、きちんと「悔しい」とその場で感じ切ることも大切かもしれないなって。
悔しい、間違えたあのフレーズを帰ったらまた練習してやる!!
帰ったらまた通しで弾くぞぉ〜〜!
ってなった方が、モチベーションが下がらずにいられるかも?と思ったのです。
まさかの嬉しいことが・・・!
発表会が終わった後はサロン内で軽食を食べながらパーティ!
反省やら色々と考えてぼーっとしていたら、突然知らない方から声をかけられました。
「以前お聞きした時より、すごく上手くなられましたよね〜!!」
!?!?
聞くと、今日参加していた中学生のお母様。
なんと、2年前のミニ発表会でジャスミンがアルパでタイタニックを弾いていたのを覚えていたと・・!
髪が長かったから、覚えていたそう。笑
その時の演奏は、まぁひどかった。今でも思い出すくらい。汗
確かに、その頃よりは上手くなったかなぁ〜。
でも、成長したことを客観的に言われるとすごく嬉しいものですね。
若干落ち込んでいましたが、この一言で急にテンションが上がりました(笑)
自己ベスト更新ですよ!
教室代表がよく言っている言葉で大好きなものが、
「みなさ〜ん!!人と比べちゃ、ダメですよ〜!
自己ベスト更新ですよ!先月の自分より成長したこととか、できるようになったことを
自分で褒めてあげてくださいねー!」
これ聞くと、本当に元気が出ます。
たまには人と比べて落ち込むこともあるけど、
できるようになったことは少しずつ増えていて。
薄皮のように本当に少しずつですが、積み重ねられているんですよね。
そうだそうだ!自己ベスト更新だ!!
今回もミニ発表会に無事出られたことがまず一つの実績ですし、
幸せなことだなーと思いました。
最後に、今回発表したFirst Loveの練習録音を♫
ところどころ、つまづいてますが。汗
発表会が終わったからと言ってもう弾かなくなるのではなく、
継続して練習メニューに組み込みたいと思います!
次回9月のミニ発表会は、初めてグランドハープでの発表なのでワクワクドキドキ、です。
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