ジャスミンの練習メニュー
秋服コーディネートを楽しんでいるジャスミンです。
秋の美味しい食べ物も出てきましたね。
さて、ときどきいただく質問で
「普段どんな練習をしていますか?」
と聞かれるので、ジャスミンがどんな練習をしているのか
包み隠さずお伝えしたいと思います♫
2015年12月からハープを習い始めてもうすぐ丸4年なのですが、
いろいろと試行錯誤した結果
ジャスミンの練習方法はおもに3種類あります。
①自宅で練習する
②外で練習する
③コンサートやLIVEを鑑賞しに行く
そして意外にも、割合としては②+③が半分を占めています。
自宅で練習する時間は少ないのです。。。その理由も含めて、
お伝えしていきますね。
♫目次♫
練習はなんのためにするのか
まず大前提!
練習はなんのためにするのか。
ジャスミンは昨年まで、練習とは「ハープの演奏スキル上達のため」だけにするものだと思っていました。
なので、1人孤独に練習するという方法しかしてこなかったですし、
練習時間は多ければ多いほどいいと思っていましたし、
練習時間が少ない=ダメだ、努力が足りない
という思い込みがありました。
(あ、実際には週に1〜2時間しか練習してなかったんですけどね←)
しかし。
ハープを習い始めて4年目となり、自分なりに練習していくなかで
練習の質や効率を高めないとがむしゃらに練習しても上手くならないことを知ったり、
自分1人で練習しているだけでは自己流の変な癖がついてしまうことも体験しました。
もちろん、練習すればするほど上手くなっていくだろうというのはあるのですが、もっと大事なことに気付きました。
自分にとって、ハープとは。
自分にとって、適切な練習時間と効率の良い練習とは。
ハープを演奏することによって何を成したいか。
他人の演奏と自分の演奏はなにが違うのか。
ということについて、今年初めから向き合ってみました。
そして私の中で最適な練習方法を、トライ&エラーを繰り返しながら少しずつ見つけていきました。
①自宅で練習する
まず第一は自宅での練習ですね。
実はジャスミン、自宅で2時間以上練習したことがありません。
なぜかというと、集中力が長く続かない性格なことと、
家が賃貸マンションでしかも壁が薄いこともあり、クレームが来てしまったことがあるからです。
↓↓クレームが来て、その対策について考えた記事↓↓
騒音クレームからの防音対策 - ロングヘアなハープ奏者になる!
平日はフルタイムで1日最低9時間は通勤+勤務時間があり、
家に帰って家事をやったり翌日準備などをしていると、
趣味に使える時間ってせいぜい1日1時間くらいです。
帰宅して家事が終わるともう21時を過ぎていて、クレームの時間帯になっているし(笑)
疲れてしまった日は、寝ることを優先します。
なので、実は平日に練習できることってほとんどなかったり・・・。
では休日に練習しよう!ということなのですが、
休日も全てをハープに使える訳ではなく・・外出する予定や人と会う予定があったりするので、なかなかまとまった時間がありません。
休日の午前中〜昼間に、1時間くらいできたらいいなぁという感じです。
で、どんな練習をするかというと。
まずは5分くらいでチャチャッと調弦して、
指鳴らしメニューとして
まずは片手ずつオクターブを数セット。
両手でドレミファソラシド→ドシラソファミレドを数セット。
アルペジオを数セット。(例:ファソラド→ファドラソなど上昇&下降)
これを10〜15分くらいやってから、
アメージンググレースを弾きます。(表現をつけながらゆっくり)
そのあとは今まで習ったことがある曲を復習したり、
今習っている曲を練習したり。
すると、あっという間に1時間が経っています。
でもなかなか高い集中力を維持することができない性格というのもあり←
多くても〜2時間くらいの練習で一旦終わりにします。
私にとって、多すぎる個人練習は集中力が続かず質を下げてしまう面があります。
ハープを習い始めて2年目くらいで気付いたのですが、集中力が切れると手のフォームも崩れてくるし、1曲を弾ききるのすら集中が続かなくなってしまうんです。
それからは1回の個人練習時間を2時間未満にして、その代わり練習の質を上げるために下記のことをやっています。
録音と録画
練習中はスマホで録音しています。時にはフォームの確認のために動画を撮ることもあります。
その音源や録画をあとで確認して、直すべきところをすぐに直します。
これが意外とかなり大事で、客観的に自分の演奏をチェックするというのは練習の必須項目だと思っています。
暗譜
今習っている曲を練習するときは、まずは暗譜をしています。
(ジャスミンは楽譜を見ながら弾くことがまだできないため)
暗譜は、通勤時にスマホでやっています。
レッスンで録音した音源を聞きながら、写メした楽譜を見て覚えます。
だいたい1〜2週間あれば1曲暗譜ができる感じです。
実際にハープで練習するときにすぐ合わせられるようにしています。
表現をつけて弾いてみる
録音や録画したものを確認すると、覚えたての時は「ただ弾いてるだけ」になりがちです。
そこから、自分なりの表現として強弱をつけてみたり、少しだけテンポをゆっくりにしたり、左手の音をあえて減らしてみたり、1小節にコンマ1秒くらいの間を入れてみたり、試行錯誤してみます。あと、歌うように弾いてみたり。
また、もし原曲がiTunesなどでダウンロードできればスマホに入れて、移動時にイヤホンで100回以上再生して表現について学びます。
自分の中でしっかりその曲を味わって、自分なりの解釈を探します。
(これはまだ私も全然できていないので、鍛錬が必要・・・汗)
参照記事:自分の音を表現すること - ロングヘアなハープ奏者になる!
いずれにしてもまずはハープを自分の日常に取り入れることが大事なので、
「練習時間は多ければ多いほどいい」などの一般論はいったん無視しました。
1日をハープのためだけに使える訳ではなく、フルタイムで仕事もしている身なので・・
自分が嫌にならない練習時間や自分がハープを好きでいられる距離感を探りました。
その結果、実際にハープを触っていなくても、耳から聞いている時間や楽譜を眺めるなどでハープに触れる時間は毎日作れることがわかりました。
②外で練習する
ジャスミンは時々、外で練習する時間を作っています。
例えば、楽器OKの公園で屋外練習をしたり、
有料の貸しスタジオで1時間〜2時間練習したりです。
公園練習をした時の記事
公園で練習するのは行き交う人の目もあるので緊張してしまったりするのですが、
人の目がある中で弾くことは「本番の状況」に近いのでメンタルが鍛えられる・・・気がします。
貸しスタジオで練習をした時の記事
貸しスタジオで練習するときは1時間1500円ほど発生するので、
有料なぶんその時間にコミットする必要があります(笑)
なので、限られた時間の中で最大の成果が出せるよう必死に練習することになります(笑)
外での練習は、月に1〜2回をノルマにしています。
前述の、スマホを使って暗譜したり楽譜を眺めたりするのも家でする時はほとんどなくて通勤中など移動の時が多いので、外での練習に含まれるかも。
③コンサートやLIVEを鑑賞しに行く
これをなぜ「練習」カテゴリに入れているのかというと、
プロの演奏や他人の演奏を聞くことはとても勉強になる上、自分の練習にも活かせることが多いと感じたからです。
例えばハープの有名な曲は、よくコンサートでも演奏されます。
アルパならコーヒールンバやカスカーダ、
グランドハープなら引き潮や泉など。
同じ曲なのに、奏者によって表現はまったく異なります。
使用している楽譜も微妙にアレンジが違っていたり、
使用している楽器も個体差があったり珍しいメーカーのものだったり
そういうことを発見して違いを楽しんだりもします。
「この人はこういうアレンジをするのか〜真似してみよう!」
「この人の"引き潮"はすごく荒波っぽい感じだな・・この人は穏やかな潮だな・・笑」
「この曲にはこのメーカーのハープの方が合うのかもしれない」
「この人は楽譜通りの演奏じゃないのに何か惹かれるな・・」
そういった新しい風を自分の中に吹き込むことができます。
なので、2019年は特にこの③については積極的に足を運びました。
今年だけで20回以上のコンサートやLIVEに行ったのですが、(まだ9月だけど。笑)
有名ハーピストだと松岡みやびさん、吉野直子さんの演奏を観に行きました。
アルピスタだと小野華那子さんのLIVEは4回以上リピートしています。
あとはハープだけでなく日本を代表するフルーティスト・上野星矢さんの演奏も3度観に行きました。
今夏に鑑賞して衝撃を受けた、フルート・上野星矢さん、ハープ・吉野直子さんのコンサート。舞台を観ているようでした。
なんやかんやで、今月もハープ関連のコンサートに3回行くことに。
— 🦋ジャスミン@ハープ経験0から5年目 (@jasmin77harp) September 18, 2019
でも聴くことも練習時間に含めていいと思っている。明らかに、プロの演奏を生で聴くことが自分の中で毎回ビッグバンを起こしてる!
なんだかんだで10月もハープ関連のコンサート鑑賞に3つ行く予定。
— 🦋ジャスミン@ハープ経験0から5年目 (@jasmin77harp) September 29, 2019
今年、月に3〜4つのコンサート鑑賞に行ってる。
すごく耳が耕された。自分の演奏にもすごくいい影響があった。
他人の演奏やプロの演奏を聴くことはとても勉強と練習になる。
他人の演奏を聞くことで、なにか自分の中で化学反応が起きるのを何度も体感しました。
時には感動して涙したり、モチベーションが爆上がりしたり、新しい目標ができたり、誰かと一緒に鑑賞して思い出になったり・・・
コンサートなどに行った日は必ずハープを弾きたくなります(笑)
練習によってなにを成したいのか
今年の初めから上記3つの練習方法を取り入れるようになって、
ジャスミンはハープを1人で練習するだけではなく
他にもやってみたいことが増えました。
幅広いジャンルの音楽をもっとたくさん生で聴いてみたいし、
もっと楽譜を読めるようになっていろいろな曲にチャレンジしてみたい、
自分の音楽的基礎をもっと固めていきたい。
今後は他の楽器の方とアンサンブルをしたり、
クラシックの曲でグランドハープソロにも挑戦してみたい。
これは昨年までは考えたこともなかったことです。
やりたいことと目標がもっと具体的なものになってきました。
今年の目標の一つに「ボランティア演奏で武者修行する」というものを掲げていましたが、
今はまず自分のベースの音楽知識や演奏スキルを高めて、来年挑戦したいなぁと思っています。
以上の練習方法はまだ試行錯誤中なので、来年はまた違った練習方法にトライしているかもしれません。
ということで、4年目現在も楽しくモチベーション高く、ハープがある日常を過ごせています♫また機会があれば、練習動画をアップしたいと思います♫
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