ロングヘアなハープ奏者になる!

アラサーOLがハープを習い始めて人生楽しくなってきた!ブログ

緊張からくるミスへの対策

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いよいよ消費税10%ですね・・

それまでにカマックのアジリーズを買えなかったジャスミンです。

でも円安だし向かい風ハンパない金額なので貯金ができるまで待とうかなと思っている次第です。

 

 

さて、ハープを習い始めてもうすぐ丸4年になるジャスミンですが、

発表会や人前で演奏するときの「緊張」と、それによる「ミス」についてずっと悩まされてきたのですが

どうやらその長いトンネルを抜けつつある(?)ようなので、

なぜそう感じたのか、習い始めた当初からの変遷を含めてお伝えしたいと思います。

 

 

♫目次♫

 

 

「本番に弱い」とは?

 

ジャスミンはずっと、自分自身を「本番に弱い」と思っていました。

練習ではまぁまぁいい感じかな・・と思って望んでも、

発表会では

手が震えてしまってまともに弾けなくなったり、

練習のときは絶対間違えない場所をミスしたり、端折ってしまったり、

異常に遅いテンポ/速いテンポで弾いてしまったり、

もう思い出すだけで恥ずかしくなる&ガッカリする思い出ばかりです・・

いつも本番のクオリティは低いものでした。

 

本番に強い人が羨ましいな〜と何度も思ったことがあります。

でも、あとで思い返せば練習が足りていなかったことが原因の大半でした。

きちんと暗譜ができていなかったり、

最初から最後まで通しで弾く回数が少なかったり、

苦手な箇所を重点的に練習できていなかったりとか。

 

なので、もしかして「本番に弱い」はただの言い訳なのかな〜と気付いたのです。

 

 

失敗続きだった発表の場

 

ここでいきなりですが、

ジャスミンが犯した失敗の一部を赤裸々に公開!!

 

 

初めてのソロ発表会

FF10の「素敵だね」を弾く。異常に遅いテンポで弾く&間違えまくり&途中で訳が分からなくなって1番だけ弾いて終了してしまった

 

初めてのミニ発表会

美女と野獣を弾く。ミスはなかったものの、一音ずつ確かめながらの超ぎこちない演奏。テンポめちゃくちゃ。

たぶん聞いてた人は美女と野獣だとは思わなかったかも(恥)

 

いつかのミニ発表会

タイタニックを弾く。自分では結構いけたな・・と思ったのに、あとで友人が撮影してくれた動画を観たらミスタッチ&音抜けの嵐。顔から火が出た。

 

とある結婚式余興での演奏

美女と野獣を弾く。もう1人の余興演奏がヴァイオリンのセミプロの方だったので異常に緊張してしまい、ミスタッチしまくり曲が崩れまくる。(ほんと申し訳なかった・・)

 

とある結婚式余興での演奏②

You raise me upを弾く。ミスなく、テンポもまずまずだったが、失敗を恐れて1番だけ弾いて終了してしまった。

 

とあるイベントで人前での演奏

40分ほどBGM演奏。弾き始めた時点で、チューニングが狂いまくっていることに気付く。時すでに遅し。訳が分からなくなりいつのまにか終了。(申し訳なさすぎる・・)

 

 

他にもたくさんありすぎるのですが、恥ずかしくなってきたのでここまでにします・・////

 

 

本番のクオリティを上げるには?

 

では、どうすれば本番のクオリティを上げられるのか。

それは、私にとってはまずは練習の質を上げることでした。

ハープを習い始めて3年目までは、ひたすら自己流の練習をしていたのですが

周りの方の練習方法を参考にしたり自分でもいろいろと試行錯誤して、

4年目からは「練習」にとことん向き合ってみました。

 

参照記事:

ジャスミンの練習メニュー

自分の音を表現すること

自分で課題を作るという習慣

 

 

良い演奏には質の良い練習が絶対必要です。

その曲を弾くことができる、だけではなく表現をつけて弾くことも必要です。

 

暗譜をして、100回以上通しで弾くことはまず大前提!

あとは録音や録画をして自分の演奏を客観視してみたり。

原曲をじっくり聴き込んだり、プロの演奏を観たり聴いたり。

 

どうやったら自分の演奏を表現できるのかについて、よく考えながら試行錯誤して練習するようになりました。

 

あと、たまに公園練習をして他人の目が触れる場所で弾くことは他人の目が気になることから来る緊張に対して効果があると思うので、勇気を出して時々行っています(笑)

 

 

ミスからの挽回について考えてみる

 

ミスタッチしてしまった時、ど忘れした時、途中で混乱して止まってしまった時、

そういう時にいかに速く通常演奏に戻れるか、も重要だと思いました。

 

 

ジャスミンは2019年はプロが演奏するコンサートに20回以上鑑賞に行ったのですが、

プロの方でも全然ミスされたりするんですよ。

完璧な演奏って今までほとんど聴いたことがないかも。

もう、ミスは自然に存在しているものなんだという意識を持ちました。

 

本当に、全くミスのない演奏がないくらい、ミスタッチは普通にあります。

でも、挽回がめちゃくちゃ速い!!

むしろ、ミスしたことを気付かせないぐらい速く通常演奏に戻っています。

そしてミスが目立たないくらいの表現力を魅せてくれます。

これは、通常演奏にすぐ戻れるくらいの練習量をこなしていて、本番でも心が乱れない強靭なメンタルも培われているからなのではと思っています。

 

 

ジャスミンフィギュアスケートの男女個人フリープログラムを観るのが好きなのですが、難易度の高いジャンプはしばしば失敗して転倒してしまう場面もあります。

でも曲は止まったりしません。

選手は演技をやめないですし、むしろ曲に合わせてすぐ通常演技に戻り、挽回しようとより良いパフォーマンスを見せて総合的には素晴らしい点数を叩き出したりすることがあります。

もちろん、ノーミスで素晴らしい演技をされる方もいますが、本番には魔物が潜んでいるもの・・

どんな楽器でもスポーツでも、リアルタイムで伝えるものは100%の出来栄えというのはなかなか難しいのかもしれないと感じます。

 

 

でもたとえミスや失敗があっても、そのあとで挽回できるようなスキルもつけていけたらいいなと思って、

最近はミスをしても最後まで弾ききるようにしたり、

どれだけ派手にミスしてもテンポや曲の構成は崩さないようにしています。

本番は練習と違ってやり直しがきかないので、「ミスからの巻き返し」も練習していく必要があると感じました。

 

 

 

場数あるのみ

 

緊張から来るミスは、質の良い練習+人前で演奏する場数を踏むことで少しずつ少なくしていけるのでは、と最近身をもって感じました。

 

私自身、約4年前にハープを習い始めてから今までに10回以上の発表会に出て、

10回以上イベントなど人前で弾く機会がありましたが、

最近はガチガチな緊張というのは少なくなってきて、本番を楽しめるメンタルに少しずつなってきたと思います。

失敗をしても、そのまま冷静に弾き続けるメンタルが少しずつついてきました。

4年目にしてやっと、です(笑)

 

 

まずは10回、ガチガチな緊張を感じながら人目に触れる場所で弾くこと

なのかな?なんて思いました。

たぶん最初の10回がすごく大変。勇気がいるし、派手な失敗もするし、落ち込むこともあると思うし、それで諦めてしまうこともあるかもしれない。

きっとどんなプロ奏者も最初の最初はガチガチだったはず!(そうじゃない人は天才枠ということで。笑)

 

 

でも、1回ずつ確実に成長はあるし、ほんとーーーに少しずつ慣れていくものだと思います。ほんの数回で上手くなることなんてありえないのです・・

 

 

本番で緊張してしまう=失敗するかも、と思ってしまう方には

バジル・クリッツァーさんのブログが参考になるかも。

この記事なんて、とても参考になりました↓↓

本番の緊張に負けてしまう危険が高い練習のやり方とは?

 

バジルさんはホルン奏者ですが、楽器奏者のための良い練習やメンタルの作り方、楽器との向き合い方などを丁寧に書いていて、勇気付けられます。

 

 

緊張からくるミスへの対策

 

・・上記のことをまとめると、緊張からくるミスへの対策としては

①練習の質を上げる

②ミスからの挽回を考える

③まずは10回人の目が触れる場所で弾く

④場数を踏む

が今のところ良い効果を生んでいると思います。

まだ試行錯誤中なので、また出てきたら書きます(笑)

 

 

今は4年目にしてやっと、本番を楽しめるようになってきたところですが。

それをもっともっと超えた先には「自分の表現したい音を自在に出せる」とか「みんなを感動させられるような演奏を届けられる」ような日が来るのかな〜

そうなったらいいなぁ。

 

 

ジャスミン

 

 

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