ハープの維持費ってどのぐらい?
教室のミニ発表会を無事終えてホッとしているジャスミンです。
やはり本番は練習の60%の出来になるということを痛感しています。。
今回はみなさんが実は気になっているんじゃないかと思うこと、
ハープの維持費
について真実を赤裸々に?お伝えしたいと思います!
♫目次♫
- 維持費って何がかかるの?
- 3年間でかかった維持費用
- ①弦が切れた時の張り替え費用
- ②ハープ本体やカバーに破損や劣化などの問題が出た時の修理費用
- ③ハープの運搬費用
- ④調律を専門業者に頼む費用
- ⑤ハープのために部屋の温度調節をするエアコンの電気代
- ハープは意外と維持費がかからない!
維持費って何がかかるの?
まず、ハープの維持費として考えられるものは何か?というと、
①弦が切れた時の張り替え費用
②ハープ本体やカバーに破損や劣化が出た時の修理費用
③ハープの運搬費用
④調律を専門業者に頼む費用
⑤ハープのために部屋の温度調節をするエアコンなど空調の電気代
が代表的なものかな?と思います。
上記5項目について、
ジャスミンがこの3年間で実際に払った費用、
普段どのようにメンテナンスしているのか、
を包み隠さず公開します!
!注意!
あくまでジャスミンの場合なので、参考程度に読み進めていただければと思います。
お持ちのハープの種類や素材、地域の気候差、保管状況で個体差や個人差があります。
3年間でかかった維持費用
すみません、いきなりオチなのですが
3年間でかかった維持費用は
0円!
です。
いやいやそんな訳ないでしょ!
って思いますよね。
ハープを最高の状態で維持したい場合はお金をかけようと思えばたくさんかけることができると思います。
しかしジャスミンは貧乏なので(汗)、極力お金をかけずに維持に努めています。
ではジャスミンはどんな風に維持しているのかを、
順を追って説明していきますね。
①弦が切れた時の張り替え費用
弦が切れた時は張り替えないといけないので新しい弦が必要になります。
グランドハープともなると1本7000円もする場所があったり(!)します。
しかし、ジャスミンは購入した時に全ての音域のスペア弦が付属されていたので、
まだ一度も新しい弦を購入したことがありません。
ジャスミンの所持するハープは2台ありますが、
この3年間で弦が切れた回数は
ラテンハープ(アルパ) 4回
アイリッシュハープ 1回
ハープの種類や弦の素材、演奏頻度や保存の仕方にもよりますが、
ジャスミンはこの3年間でたったの5回しか切れたことがありません。
しかも、すべて自爆…(笑)
調律を自分でやっていたときにキツくやりすぎてバチン!っと切れたのが4回。
ハープの移動中に1回。
気をつけていれば0回に収められたかも…
ちなみに、ジャスミンは弦の張り替えを自分で行いますが、人によっては教室や楽器店に持ち込んで有料でやっていただく方もいるそうです。
その方がもしかしたら利点があるのかもしれませんが、ジャスミンは貧乏ですし日曜大工DIY人間なのでずーっと自分で張り替えています。
自分で弦を張り替える方法については過去記事ハープの弦が切れた時はどうするの?をご参照ください♫
②ハープ本体やカバーに破損や劣化などの問題が出た時の修理費用
ハープに傷が付いてしまった場合は、修理に出される方が多いです。
費用は数万円〜で、基本高額と聞きます。
幸いなことに、ジャスミンはまだハープ本体を修理に出したことはありません。
修理するケースとしてよく聞くのは、
・半音レバーが緩んでうまく作用しなくなった
・弦がよく切れる原因がハープ本体にあったとき
・ハープ本体に傷がついたとき
とかですかね。。
たまに、ハープ本体の木材に問題が出る話も聞いたことがあります。
普通に使っていても、気温や湿度で木材が傷んで、割れてしまったり変色したりするようです。
今まで聞いた話でびっくりしたのは、突然ハープに大きな亀裂が入って真っ二つに割れそうになり、修理を頼んだけど業者も手に負えない状態で買い替えを勧められたという話。
これに関してはハープにかなり個体差があるので、発生してしまったら仕方ないという感じです。
ちなみに、ジャスミンはラテンハープのカバーケースが中古購入時から破れていて、直したいなと思っているのですが買い替えると4万円ほどする!ので、黒いガムテープを貼って応急処置しています。笑
③ハープの運搬費用
ハープは運搬に費用がかかることがあります。
主に34弦以上の中型ハープやグランドハープの場合です。
34弦以上になるとサイズも大きくなり、重量も10kg〜40kgとなってくるので
徒歩・電車移動はもちろん、引越し時も1人での運搬は難しくなってきます。
そんな大きめハープのためにハープ運搬専門の業者がいるようで、費用は数千円〜数万円と聞きます。
ジャスミンの持つ29弦アイリッシュハープと38弦ラテンハープは比較的軽く、徒歩移動や電車移動ができますので、自分で運搬頑張っています。
昨年夏に引っ越した時も、自分で新居まで電車に乗って運びました。
ちなみにラテンハープは約9kg、アイリッシュハープは約5kgです。
20分くらい歩くと肩がもげそうになるので、休憩しながら目的地へ向かいます。
そのため、ハープを持った移動はいつもより+1時間を心がけています。
④調律を専門業者に頼む費用
ジャスミンは調律は練習のたびに毎回自分で行いますが、(おそらくほとんどのハープ民がそうだと思いますが)
調律を業者の方に頼んでいる方もいるようです。
自宅にグランドハープを持っているけど弾くのは年に数回だから業者に来て調律してもらっている、という話を聞いたことがあります。
(その話を聞いた時、なんてブルジョワな方なんだ!と思った)
調律に関しては、どうしてもハープは気候や室温の影響で音が狂いやすいので、
状況によっては10分でもう音が狂っていた、とかも起こり得ます。
もちろんコンサート前など大事な時はプロにお願いした方がいいかもしれませんが、
自宅にハープがあって頻繁に練習される方であれば調律スキルは必須!だと思います。
調律の方法については過去記事ハープの調律ってどうやるの?をご参照ください♫
⑤ハープのために部屋の温度調節をするエアコンの電気代
前述した通り、ハープは気候や室温の影響で音が狂いやすい楽器です。
天然の木材でできているので、乾燥は大敵です。
木材の変色や傷みを防ぐため、直射日光にも当てない方が良いと思います。
梅雨の時期は高い湿度によって弦が切れやすくなると聞いたことがあるので湿度変化に気をつける必要があります。(弦の素材にもよりますが)
しかし・・そうはいっても、いつもエアコンを点けたり加湿・除湿器を置いていると莫大な電気代がかかってしまいます。
・・ということで、
実はジャスミンはハープのために部屋の温度・湿度を調節したことはありません。
以下3つのことに気をつけているだけで、特に家で特別な保管はしていません。
・ケースに入れて保管(室温と湿度の変化から守る)
・直射日光が当たらない場所で保管
・エアコンの風が直撃しない場所で保管(乾燥から守る)
これで丸3年保管していますが、特に不具合は出ていません。
ハープは意外と維持費がかからない!
・・上記から、あれ?意外とハープって維持費かからないんだな!って思いませんか?
ヴァイオリンなどのように定期的に弦や弓の張替えはありませんし、
弦は切れなければほとんど消耗しません。
良いハープに当たれば、追加費用はほとんどかからないです。
ハープは耐用年数50年!とか言われることもあります。
ずっと全くかからない訳ではありませんが、
他の楽器に比べたら維持費用や追加費用は少ない方だと思います。
ジャスミン的に今後発生するかもしれない費用としては
・スペア弦が切れた時に新しく購入する弦(数千円〜)
・ケースの買い替え(4万円〜)
ですかね?でも当分先な気がします。
ともかく、ハープは思ったよりお金がかからないということです!
みなさん、一緒にハープ始めませんか〜!!
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