松岡みやびさんの演奏を聞いて感じたこと
こんばんは、ジャスミンです。
松岡みやびさんという日本のハープ奏者の女性をご存知でしょうか?
ジュネーヴ国際音楽コンクール日本人初ファイナリスト世界のトップ3に選ばれた、プロのハープ奏者の方です。
最近はバラエティ番組にも出演されていて、ハープの普及とハープ人口の増加に大変貢献されている方だと思います。
おそらく、ハープを習っていたり扱っている方ならご存知の方も多いはず。
ジャスミンは、松岡みやびさんのことはハープを習い始めた3年前からずっと雲の上の存在であり憧れのハープ奏者でした。
いつか、みやびさんのコンサート観に行きたいな〜なんてぼんやり考えていました。
・・・が、なんと!
このたび8月26日、池袋で松岡みやびさんとその門下生の方達のコンサートを観に行って来ました。
本記事では、その時に感じたことをお伝えしたいと思います。
♫目次♫
8月26日のコンサートの内容
コンサートの開催を知ったのは8月中旬。
松岡みやびさんのインスタグラムの投稿からでした。
池袋と目白の間にある、自由学園明日館の講堂での開催。
松岡みやびさんのハープ教室の生徒さんたちの発表会がメインで、
最後にみやびさん自身も数曲演奏されるという内容でした。
曲目の中には、ジャスミンの大好きなジュピターとコーヒールンバがあり、
こ、これは・・・!!!呼ばれている!!!
と勝手に解釈し(笑)、早速スケジュール帳へ予定を書き込み、
当日は開場30分前に到着する算段をし、とてもウキウキしていました。
松岡みやびさんの奏法:ミヤビメソードを生で観たかった!
松岡みやびさんは、独自に開発されたハープの奏法「ミヤビメソード」という、
従来の弾き方とはまったく異なる奏法で音を奏でます。
松岡みやびさんのハープ教室Webサイトで詳しく説明されています。
みやびさんのInstagramやTwitterで時々動画が公開されていますが、
とっても優雅で軽やかで美しい弾き方なのです。
(こちらは松岡みやびさん演奏の「春よ来い」。素敵です)
遠心力を使ったり、肩甲骨を動かすなど指だけでなく体全体を使う、
習字の「はらい」を意識した 、指・腕の使い方など。
手指に負担の少ない奏法を開発されたのだそうです。
そのミヤビメソードを生で観てみたい!と思ったのも動機のひとつでした。
そして当日
当日、予定通り開場30分前に到着したジャスミンは、猛暑の中
「ぜったいに一番前のセンターに座るぞ!」
と意気込んでいました。
そして、見事に一番前のどセンター席を確保。笑
(会場の自由学園明日館、講堂)
舞台の真ん前、ど真ん中に席を確保。
憧れの、ライオン&ヒーリー、カマックのハープ♫
予定通りコンサートが始まります。
80代くらいのおばあちゃん、
小学生の女の子、
まだ始めて月日の浅い方、
遠方から出演している方、
・・・みんな挑戦している。
舞台に立つことがどれだけ大変なことなのかは、私自身何度も体験している。
緊張で指が震えている方もいた。
私はなぜか勝手に出演者側の心理になっていました。
手汗をかいてきて、一緒に緊張していました。
目が離せない。
曲を聞くことに集中しながらも、なぜか自分が演奏しているような・・不思議な気持ちになっていました。
その中で、今私が練習している「ナイチンゲール」を弾いた方がいました。
その方の演奏は特に集中して聞きました。
12月に私も発表会で弾くので、「ここはこんな表現の仕方もあるのか」
「ここはこうやって弾くと魅せ場になるんだな」と勉強になりました。
松岡みやびさん登場
そしてあっという間にラストの演奏、いよいよ松岡みやびさんの登場です。
なんと、写真と動画の撮影が許可されていたので、
バッチリ撮ってきました!
生で見たみやびさんは、背が高くてモデルのようなスタイルで、
40代とはまっったく思えない綺麗な黒髪とお肌。
写真で見るよりもとても美人な女性でした・・♡
そして演奏が始まります。
ミヤビメソードでの演奏、バッチリ動画に撮影しながらも、
目からビームが出てるんじゃないかってくらい凝視しました。
インスタグラムなどで観ていた通り、とても優雅で軽やかで美しい音色。
でもなんとなく、それ以外にも…感じたこと。みやびさん自身の伝えたい気持ちが音に乗っているのではないかと感じました。
とにかく優しくて。空間が黄金色になっていたような、心地いい音。
先ほどの生徒さんたちの音色も、みなさんそれぞれ違う音色。
それぞれの伝えたい気持ちが乗っていたように思います。
みやびさんが演奏の冒頭で挨拶をされたのですが、
「楽譜通りに弾かなくてもいい」というお話がありました。
ヨーロッパなど外国での音楽教育は、子供の頃から「相手にどんなことを伝えたいか」を学ぶのだそうです。
くまちゃんのぬいぐるみを目の前において、「このくまちゃんにどんな気持ちを伝えたい?」と子供へ質問して、子供に考えさせるのだそう。
それが、曲の表現につながり、演奏の個性にも繋がる・・という感じのお話でした。
実は私自身、最近譜読みが思うように進まなくてつまずいていて、ハープを自分の感じるままに弾くということを忘れてしまっていたので「楽譜通りに弾かなくてもいい」という言葉にとても救われました。
(撮影させていただいたジュピター。本当に素敵だった・・!)
私の音を見つけたい
ジャスミンはまだハープを習い始めて3年目で、胸を張って弾ける曲はまだあまり多くないけれど。
今回のコンサートでの生徒さんたちの演奏、松岡みやびさんの演奏を聞いて感じたこと・・・
もっと、ハープでわたしにできること、わたしにしかできないことがあるんじゃないか、
わたしに伝えられる音があるんじゃないか、と感じました。
誰かに憧れたり、真似をしたりするのもいいけれど。
今できることを着実に続けて、チャンスだと感じたものは全て掴んで、挑戦を続けていきたい、と改めて思いました。
↓ブログの感想や質問はこちらへどうぞ♫↓
↓ジャスミンの日常ブログはこちら↓