ロングヘアなハープ奏者になる!

アラサーOLがハープを習い始めて人生楽しくなってきた!ブログ

2020年は大曲にチャレンジ!!

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昨年秋から12kgダイエットして、只今洋服を全とっかえ中のジャスミンです♫

ダイエットもハープも、しばらく結果が出なくても継続していることが大切ですね・・!

 

 

さて、今回は重大発表です!!

 

 

 

ジャスミン、大曲に挑戦します。

 

 

 

 

・・実はジャスミン、昨年はたくさんの挑戦をして大満足だったのですが、

大きな課題もあぶり出されました。

 

 

気づいたら、ハープを習い始めてはや5年目(!)

人前で演奏する機会を数十回以上得てみて、自分の演奏・自分の音に納得がいかないと思うことが増え、

基礎力のなさ、譜読み力が低いことがコンプレックスに感じ始めました。

なので、今年はそれらを高めていくために、多くの曲に挑戦するのではなく大曲1曲を1年かけて仕上げようと思いました。

 

 

 

今回は、その経緯や、これから挑戦する大曲の発表をしたいと思います!!

 

 

 

♫目次♫

 

 

ジャスミンの課題

 

 

2019年を経て。

どんな時に「自分にとっての課題」を感じたのかというと、

 

 

・和音や分散和音(アルペジオ)が、綺麗にできないことが多い

・早弾きが苦手(というかできない)

・ペダル操作が苦手なので避けがち

・発表会の曲は、期日までにできるようにならなかった部分は簡略化orカットしていた

・ハープ仲間とアンサンブルをしても、音についていけない場面があった

ト音記号の譜読みはパッと見でできるようになったけど、ヘ音記号はまだできない

・譜面を初見ですぐ弾くようなことはまだできない

 

 

今年のレッスンは昨年とは違うことをしなくては成長がない・・・と思ったのです。

昨年はレッスンや発表会の曲を全て「その時の自分にできるレベル」に編曲し直してもらってレッスンしていたのですが、

今年はそれと同じことをしていたら成長しないぞ、と感じたのです。

もちろん、昨年の挑戦があってこそ自覚したことなのでそれは大きな発見で嬉しいことでもありました。

 

 

では今年はどうするか!?

 

 

ではそれを打破していくためには、何をしたらよいか?

2020年明けてからいろいろな案を考えていました。

 

 

基礎をやり直すために、ハープ教本の1ページ目からスタートするか?

1曲を習うのにかける時間を3〜4ヶ月にするか?

ソルフェージュ(譜読みや音楽理論の基礎)に関しては、どこか別のところに習いにいってみようかな・・

基礎練習の比率を上げて、今年はあれこれ曲に手を出すのはやめようかな・・

昨年習った曲をもう一度習い直して、ブラッシュアップしようかな。

グランドハープの練習時間を週2時間以上作ろう。

 

 

出てくる案は全て自分自身について。

ハープ仲間を増やしたい、とかアンサンブルもっとしたい!コンサートにもっと行きたい!っていうのが不思議と全く出てこなかった。

2019年は外の世界に気持ちが向いていましたが、2020年は完全に内なる世界、自分自身の課題と向き合いたい・・・という本音が炙り出されました。

 

 

それはもちろん、昨年多くのハープ仲間と出会い、たくさんのプロハーピストの演奏を聴いたりして刺激を受けたのもあります。

しかしこのままでは・・・

私、ただハープで遊んでブログ書いてるだけのエンタメ人間になってしまう・・・という危機感さえ感じ始めました。

 

 

今年は、自分自身の課題と向き合い、基礎力をつけてソロ力を高める。

それを目標にしようと決意しました。

 

 

レッスンの方向性

 

 

いろいろ案を巡らせながら、年明け第1回目のレッスンに向かいました。

先生から、「さて、今年はどんな感じにしていきたいですか?」と聞かれて、

今悩んでることを伝えてみました。

今年はたくさんの曲に挑戦するよりも1曲の完成度を高めたいです、と。

 

 

すると、

「じゃ、そろそろ引き潮やりますかね」

と言われました。 

 

 

な、なにぃ〜〜〜〜〜!!!!!!?!?!?

私が、引き潮!?!?

 

 

引き潮とは、グランドハープを弾かれる方ならおそらくご存知なんじゃないかな?というくらいグランドハープ界では有名な曲で、

簡単に曲の特徴をお伝えすると、

 

・約3分30秒の曲

・ハープで弾くととっても華やかで神秘的な曲

・転調(半音操作、転調)がとても多い=ペダル操作多用

・曲中でグリッサンドを多用

・曲中で分散和音=アルペジオ多用(上昇&下降の両方)

 

という、基礎が身についていないと綺麗に弾くことができない曲なのです。

曲の時間的には短いほうなので大曲と言って良いものかわかりませんが、

約3分30秒の中にたくさんの奏法やペダル操作が盛り込まれている曲なのです。

 

 

ご参考に・・・

引き潮はこんな感じの曲です。(YouTubeより)

www.youtube.com

(私の憧れのハープ奏者の1人、松岡みやびさんの動画を引用させて頂きました)

 

 

とってもハープらしくて素敵な曲ですよね。

いやしかし、私これ弾けるようになるのか・・?

基礎がしっかりしていないと音が安定しないだろうし、

波の満ち引きを表現するための表現力も必要だよね・・。

 

 

実は引き潮、私の通う教室の代表がハープ体験などでいつも必ず弾く曲で、

きっといつか習うことになるんだろうなぁ〜なんて頭の隅に思っていましたが、

まさかその時が来るなんて!

嬉しいけど、弾けるようになるかな?不安と期待でいっぱいになりながらも、

先生に「では引き潮でお願いします・・!」と伝えました。

 

 

ちなみに、世界的に有名なのはこちらのオーケストラバージョンみたいです。

フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴ主演の1972年映画「ひきしお」の主題歌にもなったそうです。

www.youtube.com

 

 

引き潮とジャスミンの意外な共通点

 

 

今までなんとなく聴いていて、素敵だなと思っていた引き潮。

挑戦するのであれば、もっと詳しく調べてみなければ!と、

作曲者や作曲背景について調べ始めました。

 

 

引き潮は英題でEbb Tideというのですが、

アメリカのハープ奏者、ロバート・マックスウェルという方が1953年に作曲した曲です。

「引き潮」は戦艦上にいた時に波の音を聴いていたらメロディが頭に浮かんできたのだとか。

確かに、波の満ち引きの音がハープで表現されていますね。

 

 

ロバート・マックスウェルのオリジナルバージョンはこちら。

レコード?音源なのでハープの音質があまり良くないですが、ご本人の演奏のようです!

www.youtube.com

 

 

アメリカ・ニューヨーク州生まれで、10代の頃からハープを弾いていたそう。

奨学金を受けてアメリカのジュリアード音楽院(合格率なんと7%!)で音楽理論をたくさん学ばれたとのことで、

引き潮の曲中に転調でさまざまなコードの音が出て来るのはその学びからきているのかな?と思いました。

 

 

そして。

引き潮を発表した当時、ロバート・マックスウェルは32歳。

ジャスミンは今年2月に32歳になったばかり。

 

 

 

これはもはや運命・・・!

 

 

 

 

と勝手に感じたので、やる気が湧いてきました。笑

ロバートマックスウェルが32歳で作曲した曲を、32歳になったジャスミンが弾く。

なかなかエモいじゃないですか!!!笑

 

 

今回は、今のレベルに合わせたアレンジにしたり、できない部分を簡略化したりカットしたりしません。

原曲通りでいきます!!!!

 

 

今年1年、引き潮の経過を報告していきます

 

 

これは今年の一大プロジェクト(ジャスミンにとっては!)なので、

#引き潮チャレンジ と名付けて、定期的に練習成果を報告して行く形にしてみようかな?と思います。

 

 

早速ですが、先日練習した動画をツイッターにアップしてみました。

 

 

こちらは前奏です。

前奏のみ、教室代表がアレンジしたオリジナルバージョンに変更しています。

 

 

 

そして、最初のメロディ部分。

うわぁ〜、アルペジオ下手ですね・・・スピードも遅いし。泣

まだまだ全然、早く弾けません。

先生に助言を頂きながら、練習練習練習です。

 

 

ブログでも経過報告を毎月書いていこう!と考えているのですが、

先にツイッターの方で練習動画をアップしていこうと思っていますので、

早く見てみたい!という方はフォローをお願いします♫

 

 

 

引き潮をマスターすることによって得られる成長

 

 

先生が言うには、引き潮を練習していく過程で同時にコードや和音についての音楽理論の勉強にもなるし、ペダルにも慣れるし、譜読みのレベルも上がるから次にどんな曲が来ても大丈夫になるよとのこと。

いろいろな知識や技術を身につけるのにも、ちょうどいいタイミングじゃないかと思います、と。

引き潮を自分の持ち曲にできたら、嬉しいな〜。

 

 

実は、ここまで長い期間集中して1曲に取り組んで仕上げていくのって初めてでもある。

一番最初に習ったアメージンググレースも、3ヶ月くらいで修了してすぐ新しい曲に移って、そのあと一番長く取り組んだのは2018年のナイチンゲールで5ヶ月くらい。

なので、1曲に1年かけるのは初めての経験!

 

 

今年の終わり頃・・・

ロバート・マックスウェルのように優雅に弾けるようになっている自分を想像しながら、練習に励みたいと思います。

 

 

ジャスミン

 

 

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