ハープをお迎えした日のこと
春めいてきて嬉しい、ジャスミンです。
私ごとですが、昨年秋からダイエットに励んでおり
ついにマイナス11kg達成しました〜!
夏までにあともう少し絞りたいと思いますっ!
さて、今回は
ジャスミンがハープをお迎えした日
のことをお伝えしたいと思います。
我が家にある2台のハープ、アルパとアイリッシュハープ
それぞれについて、購入を決めたところから家に持ち帰った日のことを
回想を交えつつお伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ♫
♫目次♫
最初のハープ、アルパを買うことに決めた日
あれは2016年4月下旬のこと・・・ジャスミン28歳。
2015年12月からアルパを習い始めて、
「自分の楽器を持てるのって、いつになるんだろな〜」
なんてのんきに考えていました。
当時ジャスミンは新品のハープを買えるほどの貯金もなく、
自分の楽器が欲しい!とまで思っていませんでした。
「まぁ1年続くかどうかもわからないから、まだ先の話だな」
と思っていたところ突然教室代表からメール。
「教室に中古のアルパが1台だけ入ったんだけど、見に来ない?」
中古のアルパ??
気になったので詳しく聞くと、以前アルパを習っていた生徒さんが新品で購入したものなんだけど、
仕事の都合(転勤だったかな?)で教室を辞めることになり、
アルパも持ち運べないので弾いていただける方にお譲りしたい・・・というもので、
弾いていた期間は短く、購入してから3年弱だということでした。
ナイロン製のケースは破れがあるものの、アルパ自体は傷なしで綺麗とのこと。
ジャスミンは気軽に「見てみたいですぅ〜」と伝えて確か翌日に(早っ!笑)
早速現物を見に行きました。
教室代表から「あ!触って弾いてみていいわよ!ジャンジャン弾いてみて!気に入ったらジャスミンさんの予約ってことで仮押さえしとくから♫」と言われ、
ハッ!そうか半分は営業だったんだな!!なんて思いながら(←今気付いたんかい!笑)
そのアルパに触ってみました。
・・・・・・!!!!!
教室のレッスンで使っているアルパとは違う、瑞々しい音だったのです。
(レッスンで使っているアルパは年季が入ったおばあちゃんアルパだった)
当時ジャスミンはまだアメージンググレースをたどたどしくしか弾けなくて、
それでも「なんか好みな音だなぁ」と思ったのです。
しかしその日は「いい音ですね〜」と言ったものの買うことは決めず、帰宅しました。
その後3日間、ジャスミンは夜アルパの夢を見ました。
自分がアルパを弾いている夢で、いろんな場所で弾いていました。
それ以外にも、ふとした時にあのアルパのことが頭に浮かんでいました。
あーこれは買うべきなんだろう、このタイミングで。
と思ってしまったのです。
それからは一瞬でした。
ジャスミンはこれ!と思ったことには決断と行動が早いです(笑)
教室代表に「あのアルパ、買わせてください!」と連絡して、
お金は母親に頼み込んで借りさせてもらえることに。
生涯絶対に忘れることがない、2016年5月1日。
代金をお渡しして、アルパを自分で担いで家に持ち帰りました。
当時住んでいた家が教室と割と近かったので電車+徒歩で運びました。
ほんの30分くらいの道のりなのに、すごくドキドキ興奮してたのをはっきりと覚えてる・・・!
嬉しくて 嬉しくて、家に持ち帰ったその日に写真を撮りました♫
その翌月6月にあったアンサンブルコンサートにも、一緒に出ることができました。
4年後のいま振り返ってみると、このアルパとの出会いから購入は私にとってとても運命的なものだったなぁと思います。
その理由は、
・自分の気にいる音色の楽器と出会えたこと
・中古で状態の良いもの(しかも音も良い)だったこと
・アルパを習い始めて6ヶ月未満で、自宅での練習環境が整ったこと
→続ける動機にもなったし、自分の楽器を持つことで楽器への興味も深まった
・通っている教室の紹介で購入できたこと
→実物にじっくり触れたし、保証などのアフターケアも万全
・その後、ハープについてのブログを書くほどのめり込んでいる
特に最後のやつ(!)は、ここまでのめり込むとは予想もしてなかったんですけどね(笑)
楽器を持つことを先延ばしにしていたら、もしかしたら楽器を買う前に辞めていた可能性もある。
お金のことで深く悩んでしまっていたら、いつまでも買わなかったかもしれない。
ちなみに、ジャスミンはこの頃からアフター5にアルバイトを始めました。
この時のアルパ代を返済していくためです。
週に3日ほど、OLの仕事が終わったあと19時〜23時まで飲食店で働いていました。
この2年後にアイリッシュハープも購入したので、なんとアルバイトは28歳〜30歳まで3年間続けていました。
欲しいもののために一生懸命働いて稼ぐというのも、とても良い経験だったと思います。(体は疲れて大変だったけどネ!)
もちろん、お金を貯めてから買うほうが堅実ではありますよ!
でも、欲しいと思った時に買うのが一番旬でフレッシュな瞬間なのかな?と思うのと、このチャンスを逃したら2度と出会えないものというのもあるので、
チャンスだと感じたら掴んでみるのもとっても大事なことだと思います。
ローン組んだっていいし、親に借りるという方法もあるし、アルバイトしたり転職したりすることもできます。
2台目のアイリッシュハープを買うことに決めた日
アルパをお迎えして2年後、ジャスミンはアイリッシュハープをお迎えしました。
2台目にお迎えした青山サウルハープ29弦のことは以前も書いたのですが、
我が家に2台目のハープをお迎えしました - ロングヘアなハープ奏者になる!
アルパよりも小型のサイズで、持ち運びが楽にできそうなハープを探し始めたら、
そういう時ってアンテナが張ってるから関連情報がたくさん入ってきたんです。
それで、早速青山ハープに見学に行ったりしていました。
でも新品で買うにはまたまた貯金が足りなくて、どうしよう〜と思っていたんですね。
そしたらなんと!
ダメ元で教室に「青山ハープのサウルハープが欲しいんですけど中古とかありませんか〜?」と聞いたら、「あるわよ」と!!!
ちょうど、グランドハープの生徒さんで手放す予定の方がいる、と!!!
そして例のごとく、また教室に試奏に行きました(笑)
教室代表が、試奏している私を撮影してくれました。
「この写真あとで送るから〜!」と言われて、帰宅後に写真見るじゃないですか。
楽しそうに試奏してる自分を見たら・・・
まぁ、買うじゃないですか。笑
ほんと、教室代表は営業上手なんですよね〜〜〜〜!!
このサウルハープ、足がついていて特注なんです。
青山ハープはこういう試作品が意外と(?)あると聞きました。
(ま、この足は1年後うまくはまらなくなって壊れちゃったんですけどね〜)
そして、私が青山ハープで新品を試奏したものよりもすごく鳴る楽器だったのです。
一般的には新品で買われる方が多いと思いますが、
実はハープは前の持ち主がしっかり満遍なく全ての弦を弾き込んでいると
とても音の鳴りが良くなってくるのです。
ハープの枠は木製で天然の木が使用されているため、音の個体差がかなりあります。
なので、同じ型の新品が3台あったとして、3台とも全然違う音なんです。
特に新品はまだ弦が馴染んでいないため音の鳴りが固く感じます。
(それが好みという方もいらっしゃいますし、絶対に新品がいい!という方もいらっしゃるのでさまざまですが)
あとは経年で音も見た目も変わってきますし、設置環境でも状態が変わります。
この中古サウルハープは、前の持ち主の方が数年間しっかり弾き込んでいたため、新品よりもはるかに良い音で鳴る楽器だったのです。
楽器自体もかなり「当たり」のものだった模様。
そこが決め手になりました。
この時の購入方法は・・・
中古だったので新品より若干お安く購入できました。
(しかも少し交渉して、さらにいくらかお値下げしてもらった)
しかしそれでも私のOLの給料1.5ヶ月分くらいはした(!)ので、
ジャスミンは半分の金額を現金で賄い、残りはローンで分割払いにしました。
月々の金額は少なめに設定して、1年で完済できるように計画しました。
ジャスミンはこのサウルハープ引き渡しの日、舞い上がって下記のような日記を残していますw
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今日は2台目のハープ、29弦サウルハープをお迎えに行った。
29歳最後の大きな買い物。
これを逃したら2度と手に入らなかった良い楽器だと思う。
私の決断は素晴らしかった!
やはりお金は欲しいものや体験に替えてこそ価値がある。
今日世界が終わるなら昨日までに手に入れておかないといけないのだ。
このハープでやりたいこと!
①親しい人のために演奏(結婚式など)
②誰かとアンサンブル演奏する
③公園で吟遊詩人する
④カフェや老人ホームなどでの演奏活動
ちなみにこの日は後で調べたら一粒万倍日&大安という運気アゲアゲの日だった!
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なんかちょっと中二病っぽいイタイ日記ですが(←)、
すごい興奮してるのがわかりますね。笑
そして、やってみたいこと①〜③はその後1年以内に全て叶えました♫
このタイミングでアイリッシュを購入できてよかったのは、
・教室代表お墨付きの、素晴らしく良く鳴る楽器を入手できた
・教室内のクローズドな紹介だったので、現物を納得いくまで見たり触ったりできた
・なんとこの翌月に当時のアルパの先生が休業されることになり、その流れでアイリッシュハープに転向することに決めた(=アルパ&アイリッシュどちらも弾けるようになりたかったから)
・2ヶ月後に友人の結婚式余興演奏をした
・4ヶ月後に第1回ハープヨガを企画&開催
・持ち運びがアルパより楽。公園で弾いたり、地元長野に持ち帰って川沿いで弾いたりした
2台持ちになってからは、交互にいろんなイベントに出たり両方の音を楽しみながら
すごく充実したハープライフが送れています♫
お迎えしたハープはこれから長いお付き合いになる
これからハープの購入を考えている方にぜひお伝えしたいのですが、
お迎えしたハープは基本的には一生モノとして長いお付き合いをされていくと思います。
なので、ご自身が納得して気に入ったものを購入されることが一番だと思います♫
見学に行ったり、試奏してみたりして、お気に入りの1台と運命的な出会いを果たしてください!笑
ハープは良い環境で使用していれば、耐用年数は50年以上とも言われています。
ジャスミンはたまたま2台のハープとご縁があり、
家にお迎えしましたが今のところ手放すことは考えていません。
おばあちゃんになっても添い遂げたいと思っています。
(実は一度だけ、アルパを手放そうかと思った時期があったのですが、手放さなくて本当に良かった・・泣)
家族だと思うくらい、いつも家にいてくれて、たまに一緒にお出かけして。
晩年、人生の大半にハープとの時間があった、と思えたら素敵ですね。
大切に使っていきたいです。
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